東北出身の若手パティシエが企画・開発したスイーツが、アンリ・シャルパンティエに登場。東日本大震災の復興支援を兼ねた企画だ。
洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」において、2012年4月より実施している「スマイルフォー東北–フロム芦屋」プロジェクトの一環として、阪急百貨店 阪急うめだ本店で東北産いちごを使用した限定商品の販売を行う。このプロジェクトがきっかけで、東北の製菓学校卒業生が今ではアンリ・シャルパンティエのパティシエとして活躍中だ。
今回のイベントで販売する商品は、東北出身の若手パティシエが企画・開発。東北産いちごを使用したスイーツの販売や、イベント当日に焼き上げたケーク・フロマージュ<フレーズ>(苺のチーズケーキ)を販売する。
■ 「スマイルフォー東北–フロム芦屋」プロジェクトとは
震災から10年。アンリ・シャルパンティエの東北復興支援活動は、お菓子を被災地に届けることから始まり、この10年間で色々と形を変えてきた。本当の復興支援とは何か、東北の人々が自立するための支援とは何かを考え、東北の生産者にも参加してもらい、チャリティー商品のお菓子の詰め合わせを作った。
お菓子を1個減らした詰め合わせを正価で販売し、1個分の材料・資材等の費用にあたる金額を購入者からの寄付として預かり、現地のNPO等への寄付と奨学金による人材(未来のパティシエ)育成等に活用している。それが、 「スマイルフォー東北–フロム芦屋」プロジェクトだ。
震災により夢や進学をあきらめなくてはならなくなった若者を応援したい。時世代のパティシエを育てるべく「アンリ・シャルパンティエ奨学金」制度を2015年に設立。嬉しいことに、 2021年4月には新たに2名の奨学生が入社する。
東北の希望と夢の詰まったスイーツを堪能あれ。
開催日時:3月31日(水)〜 4月6日(火)
会場:阪急うめだ本店地下1階特設ブース
※ケーク・フロマージュ<フレーズ>は16時からの数量限定販売
アンリ・シャルパンティエ公式サイト:http://www.henri-charpentier.com/
スマイルフォー東北–フロム芦屋:http://www.henri-charpentier.com/special/smile_for_tohoku/
(田原昌)