新たな公園に「ブルーボトルコーヒー」が誕生、渋谷の街がまた一つ変わる

新年度が始まる4月、渋谷の新公園に話題のカフェが誕生する。

■ブランドとして世界初の公園内カフェ

さまざまな価値観や文化の融合が進み独自のカルチャーを発信している渋谷エリアの地域の賑わい創出および活性化の拠点として、「しぶきたパートナーズ」を指定管理者とする「渋谷区立北谷公園」が4月1日(木)に開園する。

公園通りからコルネット通りを入ったところに位置する北谷公園のキャッチコピーは「YOUR CANVAS PARK」。自分色を描く、をテーマとする公園に、4月28日(水)に「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」が、ブランドとして世界初の公園内カフェが誕生する。

また公園がオープンする4月1日から4月20日までの期間限定で、ブルーボトルコーヒー国内初となる「ブルーボトル コーヒートラック」を公園内に設置し、ドリンクとフードを提供する。

■公園内カフェならではのデザイン

北谷公園の賑わいの中心となるように計画された大きなコーヒーカウンター、そして公園の緑溢れる自然やそこで開催される催し等を満喫できるよう、公園を見渡す形に設えられた2階のラウンジ空間によって構成されている。

1日を通してさまざまなシーンで楽しめる渋谷カフェの空間デザインは「ブルーボトルコーヒー みなとみらいカフェ」をデザインした芦沢啓治建築設計事務所が担当した。

デザイナーと共同でオリジナルの建材と製品を手がける 「Dzek」がアムステルダムをベースにするプロダクトデザイン・スタジオ「Formafantasma」とのコラボレーションで開発した、エトナ山の火山灰から作られた温かみのあるタイルコレクション「ExCinere」より、赤茶色のタイルを1階のカウンターと2階の壁に大きく使用し、遊具のような、あるいは公園の一部であるという雰囲気を作っている。

また渋谷カフェのためにデザインした、カリモク家具制作のワイドで背あたりの良いカーブのチェアは、公園の中でゆったりとくつろぎながらコーヒーを楽しめるように考えられた。公園内にも多くの屋外ベンチを提供することで賑わいを創出することを意図している。

■1日を通して楽しめるメニュー

利用シーンに合わせ、1日を通して楽しめる渋谷カフェのメニューを紹介しよう。

ブランチプレート 850円

料理家 副島モウ氏監修のブランチプレートや、後藤裕一氏と仲村和浩氏によるパティシエユニット Tangentes(タンジェント)をアドバイザーに迎え開発された渋谷カフェオリジナルのチーズケーキなどのデザートは、コーヒーと相性抜群だ。

(右)ブリック チーズケーキ 550円(左)パブロヴァ  650円

食器は鹿児島のONE KILN CERAMICSのプレートやボウルを使用。デザイナー自ら地元の土を掘ってブレンドし、様々な鉱物や灰などを調合してオリジナルの色や質感を創出した食器は、明るく優しい色味が軽やかな気分を一層高めてくれる。

ナチュラルワインとアペタイザー

開放的な公園カフェで、心からリラックスできる時間を過ごせそうだ。

ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ

住所:東京都渋谷区神南一丁目7番3号 渋谷区立北谷公園内
公式オンラインストア:https://store.bluebottlecoffee.jp/

※価格は税抜

(冨田格)