アコースティックとエレキが融合 フェンダーの次世代ギター最新モデル登場

音の世界にも大きな変化が生まれている。

Acoustasonic Jazzmaster

■革新的な次世代ギターシリーズ

1946年創業の世界的なギターおよびアンプ製作会社である「フェンダー」が、アコースティック・ギターとエレクトリック・ギターが融合した次世代ギターシリーズの最新モデル「AMERICAN ACOUSTASONIC® JAZZMASTER®(アメリカン・アコスタソニック・ジャズマスター)」を3月17日(水)より発売する。

「アメリカン・アコスタソニック」シリーズは、アコースティックのオーガニックなサウンドからエレクトリックギターのリズムトーンまでを奏でる革新的な次世代ギターシリーズだ。快適なプレイアビリティと近未来テクノロジーを両立し、音楽の領域を広げる可能性を持つユニークな製品となっている。

多くの先進的なミュージシャンに愛され続け、フェンダーのサウンド技術の歴史においても重要な役割を担う「JAZZMASTER® (ジャズマスター)」をフィーチャーした最新モデルが、今回新たにシリーズに加わる。

■音楽歴史上に輝くJAZZMASTER

1959年に発売された「JAZZMASTER®」は、フェンダーが初めて創りあげたボディ形状で、トレモロブリッジシステムを取り入れ、当時多くのプレイヤーを驚かせた。

そして、THE WHOのピート・タウンゼント、TELEVISIONのトム・ヴァーレイン、SONIC YOUTHのサーストン・ムーア、そしてDINOSAUR JR.のJ・マスシスなど世界的な人気を誇るプレイヤーに選ばれてきた。

また、音楽歴史上で注目を集める場面にもJAZZMASTERは登場しており、MY BLOODY VALENTINEの1STアルバムのカバーや、RADIOHEADの1977年のグラストンベリー・フェスティバルでのセット、そしてエルビス・コステロがテレビ番組に出入り禁止となり話題となった「サタデーナイトライブ」でのパフォーマンスでも使用されている。

■最高クラスのパフォーマンスを発揮

ACOUSTASONIC JAZZMASTERには、様々なアコースティックヴォイシングが搭載されている。

新たに追加された4つのヴォイスが、先代のモデルと比較しても大きめのボディを活用したより温かみのある自然なトーンを実現し、さらにブレンド・ノブで様々なニュアンスを切り替えることができる。

このシンプルでありながらエレガントなコントロールにより、豊かなアコースティックトーンからエレキギターのフィードバックへの難しい切り替えが可能になり、その間の絶妙なサウンドのバランスも調整することができるのだ。

また、ティム・ショウが設計したハムバッキング・ピックアップによる新しいエレクトリックヴォイシングが加わり、 ACOUSTASONICシリーズの中で最も強烈なエレクトリックサウンドを創り上げている。

特別に設計されたボディからネックヒールまでのあらゆる側面においても、最高クラスのパフォーマンスを発揮できるよう計算しデザインされている。

あなたの手で、新たな音色を奏でてみてはいかがだろう。

AMERICAN ACOUSTASONIC® JAZZMASTER®

希望小売価格:270,000円+税
公式サイト:https://www.fender.com

(富田格)