あなたも特別城主に! 日本100名城初の常設城泊施設「平戸城CASTLE STAY懐柔櫓」4月オープン

人気を博したNHK大河ドラマ『麒麟がくる』を見た人も多いだろう。中には「私も城主になってみたい……」と思っているかもしれない。そんな夢が実現するプランが4月からスタートする。

■日本100名城で初めての常設の城泊施設がオープン

日本100名城で初めての常設の城泊施設として、平戸城の懐柔櫓を宿泊施設化した「平戸城CASTLE STAY懐柔櫓」が4月1日(木)に長崎県平戸市でオープンする。

宿泊料金は1泊最大60万円(消費税、サービス料、食事料金、体験メニュー別)で、1日1組限定。平戸藩藩主が興した武家茶道体験や国指定重要無形民俗文化財である平戸神楽観賞など、平戸島の歴史の一幕を「特別城主」として体感できる。

広さ119.76㎡、2階建ての「平戸城CASTLE STAY懐柔櫓」には、リビング・ダイニングルーム、ベッドルーム、和室コーナー、ウッドデッキ、浴室を完備。室内は、桃山~江戸時代の美意識を現代に伝える贅沢な空間で、伝統とモダンを融合させた華やかさの中に忍ばせた情緒ある日本らしさ、平戸島らしさを体感できる。

インテリアの基調は「琳派」をイメージし、琳派の画家で、蝶を中心に生態系を描く九州出身の小松孝英氏が描きおろした蝶の壁画を中心に、できるだけ地元の素材を採り入れたデザインをクリエーションした。

夕食では、平戸島の雄大な自然で育った、海の幸をはじめとする新鮮な旬素材をふんだんに使った創作料理のフルコースを提供。夕食・朝食ともに城内のゆったりとしたリビング・ダイニングで過ごせる。また、海に面する3面ガラス張りのバスルームからは、平戸大橋と美しい平戸島の海を見渡せる。

■魅力的な「平戸城CASTLE STAY懐柔櫓」体験メニュー

ここでは体験メニューの一部を紹介する。

平戸神楽&ご祈祷体験プログラム


平戸神楽は、1500年代にはじまり九州を代表する神楽であり、国の重要無形民俗文化財の指定を受けた平戸の伝統的な伝統芸能だ。平戸神楽では全国でも珍しく、刀や鎧を使用する。このプログラムでは亀岡神社の拝殿で特別に真剣を使った舞など2つの神楽の鑑賞と旅の祈祷を体験できる特別なプログラムだ。

座禅&お茶体験プログラム

平戸藩松浦家のお姫様が祀られている天桂寺を舞台に、己の心身を癒し体力と気力を養い、本来の自分を発見する座禅を体験する。写経やお茶の体験をすることもできる。

「特別城主」を体験すれば一生モノの思い出になることは間違いなし! この機会をお見逃しなく。

予約はこちら
https://www.castlestay.jp/

(GINGA)