パリに生まれ、パリで愛される珠玉の日本酒「WA CLASSIC」限定発売

日本人がフランス・パリ近郊で立ち上げた醸造所「KURA GRAND PARIS(クラ・グラン・パリ)」。その日本酒が、日本でも手に入ることになったので紹介しよう。

フランス・パリ近郊のSAKE醸造所「KURA GRAND PARIS」を運営するWAKAZE(ワカゼ)は、フランス パリにおけるSAKE文化のさらなる浸透を目指して、特別SAKE『WA CLASSIC(ワ・クラシック)』を醸造。その『WA CLASSIC』を初めて日本でも発売。今後も現地需要と調整して毎月少量ずつ輸入し、新たなSAKEの価値観を提案する。

■パリ近郊に創立した醸造所「KURA GRAND PARIS」

2019年11月に創設した日本人では初めてのパリ近郊の醸造所では、フランスだからこその土地性を活かしたフランス産100%の酒造りを目指す。原則として、「現地で収穫される米」「現地を流れる硬水」「現地のワイン造りに使われるワイン酵母」にこだわっている。

「KURA GRAND PARIS」が創設初年度に造り上げたSAKE「C’est la vie(セラヴィ)」は、フランスにおける清酒コンクール「KURA MASTER」で海外醸造酒蔵として初めて「プラチナ賞」を受賞。

そんなWAKAZEの取り組みは、フランス最大の新聞紙「Le Monde(ルモンド)」をはじめとして、数多くのフランス現地メディアでも紹介され、さらには、ミシュラン ガイドの星を連続で獲得している名店「Restaurant Ken Kawasaki」でも採用され、食のトレンド感度が高いパリ市民にも親しまれている。

■さらなるSAKE文化の発展を目指して、日本の伝統で仕込む

「KURA GRAND PARIS」のフランス現地に寄り添った酒造りだけでなく、日本の伝統的な酒造りもパリ市民に伝えるために、日本産米での酒造りも行う。あらためて日本の酒造りの伝統に回帰すべく選んだのが、WAKAZE創業の地である山形県産の酒米「出羽燦々(でわさんさん)」だ。

精米歩合は60%に仕上げることで、透明感のある口当たりと米本来の味わいを共存させた。

■やわらかな雪解けを感じる味わい
透明感を感じさせるまろやかな味わいは、日本から海を渡りフランスでSAKEへと昇華した出羽燦々ならではの魅力。丸みを帯びた輪郭のなめらかな口当たりから一転、余韻ではフランス醸造ならではのミネラル感の苦みとワイン酵母由来の酸味がきゅっと引き締め、淡い雪解けのように体に馴染む。

白身魚と柑橘のカルパッチョなど、素材を活かしたペアリングがおすすめ。

『WA CLASSIC』
原材料:米(山形県産 出羽燦々)、米麹(フランス カマルグ産米)
精米歩合:掛米60%、麹米92%
アルコール度数:13%
内容量:750㎖

発売日時:3月9日(火)19:00~
価格:6,600円(税込)
発売場所:WAKAZE公式オンラインストア限定

フランスから日本への輸送は、繊細な味わいが環境によって変化しないよう、管理を徹底した航空輸送を行っている。

日本とフランス、その見事なコラボレーションを味わってみたい。

URL:https://www.wakaze-store.com/products/wa-classic

(田原昌)