輸入SUVトップの販売を記録した「T-Cross」がいよいよ本格リリース

「TさいSUV」とも呼ばれる新型T-Crossは、要領がよくてやんちゃな末っ子という位置づけで、サイズ以上に使えて楽しいクルマであることをアピールしている。

全長4,115×全幅1,760×全高1,580mmというボディは、日本の道にジャストフィット。視界の良さも相まって、狭い道やすれ違いなどでもストレスなく走ることができる。

今回導入されたカタログモデルは、エントリーグレードの「TSI アクティブ(278万円)」と、充実装備の「TSI スタイル(303万円)」という2グレードで展開される。

「TSI スタイル」では、前席スポーツコンフォートシートやパドルシフト、インテリアアンビエントライト、シルバールーフレールなどが備わり、快適性や満足感を高めてくれる。

パワートレーンは共通で、1.0Lの3気筒・直噴ターボ(116ps/200Nm)に7速DSGを組み合わせる。駆動方式はFFのみ。タイヤサイズは「TSI アクティブ」が16インチ、「TSI スタイル」が17インチを履き、WLTCモード燃費はいずれも16.9km/Lをマークしている。

運転支援システムは、歩行者対応の衝突被害軽減ブレーキやリアビューカメラ、低速でカーブを曲がる際にウインカーと連動して点灯するスタティックコーナリングライトなどに加え、「TSI スタイル」では全車速追従機能付きのACCも標準装備される。

ただし、レーンキープアシストやハイビームアシスト、パークディスタンスコントロールなどは、オプションの「セーフティパッケージ」を選ぶ必要がある。「TSI アクティブ」では+16万5,000円、「TSI スタイル」では+14万3,000円となるものの、長く乗ることを考えたら積極的に選んでおきたい。

(zlatan)

画像元:フォルクスワーゲン グループ ジャパン