5.90カラットのダイヤを使用したウォッチ「スパークリング フリーホイール」

世界8本限定生産のマスターピース。ダイヤモンドが視覚的な輝きのレベルを高めた、驚異のウォッチメイキングを飾っている。

ユリス・ナルダンのエグゼクティブコレクションから「スパークリング フリーホイール」が登場した。

■煌めく美しい芸術作品「スパークリング フリーホイール」

この傑作(仏語シェフ ドヴル)に使用されているダイヤモンドのセッティング技術は「スノー セッティング」と呼ばれ、高度な訓練を受けた職人のみが行うことができる複雑なプロセス。スノー セッティングではダイヤモンドを並べて配置し、スイスの雪のように表面を完全に覆うようになっている。

スパークリング フリー ホイールに使用している厳選された2‘251個のパヴェダイヤモンドは、合計5.90カラット。ダイヤモンドのセッティングだけでも、約120時間もの時間をかけて丹念な作業が行われている。純度と色の評価がF/GランクのVVSまたはVSで、その品質の高さは肉眼でも確認できる。

このモデルでは、グレーゴールドの文字盤やケースからラグ、さらには香箱カバーに至るまで、いたるところにダイヤモンドを散りばめた。カーボンソフトタッチのブラックアリゲーターストラップにセットしたクラスプには、スノーセッティング技術を用いてダイヤモンドがセッティングされている。

他の部品、時・分表示やゴージャスな歯車も同様だ。これらの空を飛んでいるかのような部品を収めたサファイアガラスのボックス形状も特筆すべきこと。この構造の複雑さと仕上げ、特にボックスの角度の研磨は非常に難しく、時間と手間のかかるテストを必要とした。ケースバックもサファイアガラスで、時計製造の常識を覆す形ですべての精巧な部品が文字盤側から見えるようになっているため、隠れた内部は極めて少なくなっている。

この美しさを支える機械式ムーブメントは、ラ・ショー・ド・フォンにあるユリス・ナルダンのマニュファクチュールで完全に自社開発された「UN-176」。このフライングトゥールビヨンは、従来のスイス製レバー脱進機に代わる先駆的な技術である「ユリスアンカー・エスケープメント」を採用しており、金属や合成ルビーの代わりにユリス・ナルダンの特徴である低摩擦シリシウムを使用している。このスパークリングフリーホイール限定モデルは世界で8本だけの生産になる。

まさしく「極上のラグジュアリー」を体現した逸品。時計愛好家の注目を集めそうだ。

URL:https://www.ulysse-nardin.com/jp_jp/

(IKKI)