京都に滞在するなら、しっとりとした日本庭園を眺めながら京料理を堪能できる幸せを味わってみては。
京都南禅寺にほど近く、琵琶湖疏水のほとりに京野菜と炭火焼き料理が楽しめる宿「ふふ 京都」が4月26日(月)にオープンする。
■京野菜と炭火料理で味わう日本の四季
ふふ 京都「庵都(いほと)」の日本料理は、地元の新鮮な京野菜や京都の伝統を取り入れながら、ふふならではの手法と演出により五感で味わえるコース。
見た目も美しい田園をイメージした京野菜の一皿や、新鮮なお造りをそのまま食べるだけでなく、手元に用意された炭火で炙る炭遊び(ひあそび)などで。旬の食材を彩り豊かに盛りつけた八寸や季節を味わうお食事など、京都の味わいを堪能できるコースに仕立てた。
朝食はオリジナルのお重で出す「福重膳(ふくえぜん)」。福を重ねるという縁起のいいお重に彩り豊かな料理が並ぶ。料理屋の名称を冠にした「庵都汁(あんとじる)」はふふの料理人による特製味噌と京野菜で作られる。レストランでも、客室でも食べられる。
■京都の歴史や文化を感じるプライベート空間
細い格子で間仕切りされた空間は、京都の細く長い路地を想わせ、ふふらしいプライベート感を創造するとともに、日本庭園を眺める席では解放感を演出。
店内には、平安貴族の館にも使われていた蔀戸(しとみど)や源氏香の図をモチーフとしたオリジナルの香図格子、手すきの落水紙など京都の歴史や文化を感じられるインテリア、そして京都の職人による蒔絵盆や空中に浮かぶ盆栽、其処此処に見られる生けられた四季の花が、ふふならではの世界観を感じられる。
■琵琶湖疏水が流れる日本庭園は京の都を今に伝える
建設前から大切に保存されてきた日本庭園は、国の史跡に指定されている日本庭園 名勝無鄰菴に隣接し、南禅寺から無鄰菴にかけて流れる琵琶湖疏水を引き込んでいる。
京都の人々にとって琵琶湖の水を引くことは長年の夢であり、明治維新後に開通した疎水がいまでもこの地に命の水をもたらし続けて、京の文化をいまに紡ぐ。客室やレストラン、BARや花柳界を体験できる離れから四季の移ろいを鑑賞できる。
■水、風、歴史に浸り古き良き日本の美意識を感じるプライベート空間
40室の客室には、艶やかな漆色やこぼれる光が美しい格子、京文化漂う四季を感じる生け花、職人の手仕事が感じられる美しい小物や花器が各部屋を彩る。
客室は6タイプ、1室料金は¥77,000から。 ※1泊2食付
京都ならではのゆったりとした時間を過ごすのにぴったりの宿だ。
ふふ 京都
所在地:京都府京都市左京区南禅寺草川町
公式サイト:https://www.fufukyoto.jp/
(MOCA.O)