ジャガーのミドルサイズSUV「Fペイス」が、上質ダイナミックに大幅改良!

Fペイスの2021年モデルでは、ひと目でジャガーとわかる洗練されたデザインを踏襲しながら、全方位にわたるブラッシュアップが施されている。

具体的には、ボンネットが覆う範囲をフロントグリル上部まで広げてシャットラインを無くしつつ、パワーバルジを大型化して、上質感やダイナミック感を強調する。

前後のLEDライトは薄型化され、ヘッドライトは“ダブル J(ジェー)”、リアライトはサーキットのシケインを模したグラフィックを採用している。さらに前後バンパーやエアインテーク、サイドベント、エキゾーストパイプに至るまで、より洗練されたデザインへと変更された。

インテリアの造形は、機能美が追求されている。ステアリングやパドルシフト、シフトセレクターといった操作系はすべて一新。さらに11.4インチの大型カーブドタッチスクリーンやエアコン設定ダイヤル、最新インフォテインメントシステムの「Pivi Pro」などを採用し、上質な見た目と使いやすさの両方を向上させている。

パワートレーンは3種類。標準モデルは、2.0Lの直噴ガソリンターボ(250ps/365Nm)もしくはマイルドハイブリッドを組み合わせた2.0Lの直噴ターボディーゼル(204ps/430Nm)のいずれか。トランスミッションはいずれも8速ATを組み合わせる。

そして、高性能モデルの「SVR」には、トルクカーブを見直して最大トルクを+20Nm向上させた、5.0LのV8直噴スーパーチャージド(550ps/700Nm)を搭載。0-100km/h加速は、従来モデルから0.3秒短縮した4.0秒フラットをマークする。

また、サスペンションチューンの改良とともに、ダイナミックローンチ機能やインテグレーテッド・パワーブースター・ブレーキシステムなどを搭載し、走りのクオリティに磨きをかけている。

運転支援システムも充実。アダプティブクルーズコントロールやブラインドスポットアシスト、3Dサラウンドカメラ、オートホールド機能などが標準装備される。

■グレードおよび価格
・ディーゼル仕様(MHEV)
F-PACE D200=720万円
F-PACE S D200=760万円
F-PACE R-DYNAMIC SE D200=810万円

・ガソリン仕様
F-PACE P250=710万円
F-PACE S P250=750万円
F-PACE R-DYNAMIC SE P250=800万円
F-PACE R-DYNAMIC HSE P250=890万円

F-PACE SVR=1,350万円

(zlatan)

画像元:ジャガー・ランドローバー・ジャパン