三菱一号館美術館が「コンスタブル展」にちなんだカフェメニューとグッズを発売

丸の内を象徴する赤レンガの建造物として有名な三菱一号館美術館が、ユニークなタイアップ企画を実現。

三菱一号館美術館内にあるミュージアムカフェ・バー「Café 1894」、ミュージアムショップ「Store 1894」では「テート美術館所蔵 コンスタブル展」(会期:2021年2月20日~5月30日)の会期中限定で、展覧会にちなんだメニューとグッズを販売する。

■見て食べて、アートを楽しむ

「Café 1894」タイアップメニューのテーマは『コンスタブル』。絵をモチーフにしたメニューは、展覧会鑑賞前は期待感を、鑑賞後は余韻を醸し出す構成となっている。

「Store 1894」のコンセプトは『十九世紀の英国の空と、今日の日本の空は、つながっている』。コンスタブルが描いた『空』にフォーカスしたアイテムから風景画の魅力を活かしたアイテムまで、常に身近に置きたくなる商品をラインナップ。

■コンスタブルの世界観と色彩を忠実に再現

・タイアップランチ コンスタブルの風景

ジョン・コンスタブル《フラットフォードの製粉所(航行可能な川の情景)》1816 -17 年、油彩/カンヴァス、テート美術館蔵 ©Tate

2,420円(税込)/販売時間:11:00~14:00

前菜八海山サーモンと帆立のタルタル仕立て バジルソース
《フラットフォードの製粉所(航行可能な川の情景)》をモチーフにした前菜。八海山サーモンマリネと帆立、ドライトマト、ブラックオリーブで作ったタプナードと一緒に混ぜ合わせ、ハーブやエディブルフラワーで色鮮やかに飾り付け、緑あふれる絵画を見た目でも楽める一皿だ。

メインサンデーローストポークとキャロットラペ グレービーソース
イギリスの週末、礼拝後に家族団欒で食べたと言われているサンデーロースト。国産豚を使用し、火加減に細心の注意を払い、ピンク色に仕上げている。付け合わせのキャロットラペ、メークインのフリットと共に、濃厚なグレービーソースと絡めれば絶品の味が広がる。

・タイアップデザート 虹〈ピクチャレスク〉

ジョン・コンスタブル《虹が立つハムステッド・ヒース》 1836 年、油彩/カンヴァス、テート美術館蔵 ©Tate

1,000円(税込)/販売時間:14:00~17:00

《虹が立つハムステッド・ヒース》にインスパイアされたデザートプレート。4種類(青りんご、アプリコット、グロゼイユ、いちご)のムースで虹をイメージし、雲を綿あめで表現している。

・Tシャツ

5,280円(税込)

深いグリーンに後染めした、きめが細かくしなやかな生地のTシャツに、《雲の習作》、《画家のパレット》をフルカラーでプリント。濃い色の生地へのせるための専用インクと、職人の高い技術力によって作品の発色を再現している。

・空と雲のマグカップ

2,500円(税込)

コンスタブルが克明に描いた風景画のひとつから、空の部分をほぼ原寸大で3ヶ所抜き出し、フルカラーで転写したマグカップ。

・ダブルポケットクリアファイル

A4サイズ 650円(税込)/A5サイズ 550円(税込)

作品を忠実に再現するために、クリアファイルの内側から白いインクを厚盛りで2度印刷。A4サイズは《フラットフォードの製粉所(航行可能な川の情景)》が見開きになるタイプと、6作品を1枚に集めたタイプの2種類。

A5横サイズのクリアファイルでは、本展の見どころの1つ、ロイヤル・アカデミー展でのコンスタブルとターナーの対決を再現。

19世紀イギリスを代表するコンスタブルの作品を舌でも楽しめるまたとない機会だ。

「テート美術館所蔵 コンスタブル展」
2021年2月20日(土)~5月30日(日)
三菱一号館美術館
東京都千代田区丸の内2-6-2
公式Webサイト:https://mimt.jp/constable/

(TF)