大都会でありながら、郊外には意外なほど自然が広がる都市・東京。東京の地物の食材を堪能できる西麻布のリストランテを紹介しよう。
■野菜の総称「草片」を冠するリストランテ
大都会における至極の地産地消、西麻布のリストランテ「erba da nakahigashi」が、さらに進化を遂げる。2月22日より店名を『草片cusavilla(くさびら)』に改め新たな一歩を踏み出した。
シェフの中東俊文氏が日々東京の野山を駆け巡り集めた食材が、西麻布で旬のご馳走へと生まれ変わる。
古来より野菜の総称を意味する「草片」を冠するこのリストランテは、日本の伝統文化である24節気と72侯になぞらえ、季節に沿った野菜の料理を提供していく。
イタリアの名店で研鑽を積んだシェフが生み出す、大都会における至極の地産地消を堪能できそうだ。
■季節を感じる旬の食材が並ぶメニュー
季節毎の旬の食材が楽しめるのも、『草片cusavilla』の魅力だ。
3月からは筍や天然山女魚、6月に入ると秋川の天然鮎、9月からは松茸や白トリュフ、11月からは津居山の蟹など、契約生産者からの食材も、コース以外のオプションとして用意する。
早春を実感できる3月のメニューの紹介しよう。
フキノトウ
椎茸
大根
ブロッコリ
キャベツ
菜の花
独活
タラの芽筍
生ハム
トマトソース、ストラッキーノチーズ
minestrone
蛤のリングイネ
京都からの贈り物
MIMOSA
余すことなくメレンゲ
ハーブティー
地産地消の料理を味わうことで、東京の意外な魅力に気づきそうだ。
地野菜で季節を感じる少量多皿コース(17~20皿)
価格:6,800円
ドリンクペアリング:全5種 3,800円
※価格は税抜
※サービス料、茶、水はコース料金に含む
公式ホームページ: https://cusavilla.com/
(冨田格)