8年間の「オーク樽熟成」が生んだ琥珀色の日本酒は豊潤な味わい

オーク樽特有の香りと熟成されたまろやかさ。日本酒の概念を変える純米酒が日本盛より発売された。

蒸留酒とはひと味違う、日本酒らしいしっかりとした味わいがそのままに感じられる逸品で、8年の時を経て変化した、日本酒とは思えない個性的な味わいも楽しめる、まさに“究極の嗜好品”だ。

 

■8年間の樽熟成が産んだ香りと味わい

日本酒離れが問題視される中、日本盛では2011年10月に「新商品開発プロジェクト」を発足。

そこでは、日本酒の需要拡大に向けた新たな価値や飲用機会の創出のために、様々なアイデアを検討した。その中で、食中酒としての日本酒ではなく食前や食後などの「時間を楽しむ日本酒」があれば、もっと新しい日本酒の楽しみ方が増えるのではないかという考えが提案された。

そして誕生したのが、新しいタイプの樽熟成日本酒。2012年9月から8年間の熟成期間を経て、2021年2月15日、ようやく発売に至った「日本盛 オーク樽 純米酒〈8年熟成〉500ml 」だ。

8年間の樽熟成により、オーク樽特有の芳醇でバニラの様な甘い香りと燻製された香りがつき、さらに熟成によってまろやかで奥深い甘みを感じる濃醇な味わいに仕上がっている。

■オーク樽はブランデーに使用したもの

ウイスキーやブランデー等の貯蔵に使用される「オーク樽(樫樽)」にアルコール度数の高い純米酒を8年間貯蔵。

熟成に使用した樽は新樽や様々な中古樽の中から試行錯誤を経て、もともとブランデーに使用していたものを選んだ。その為、洋酒を思わせるような「芳しい木の香り」と日本酒の「ふくよかな甘み」が相まった、まろやかで奥深い芳醇な味わいになっている。

ひとくち含むとオーク樽ならではの華やかで芳しい香りが口の中いっぱいに広がる。また、透明瓶を選定し、ラベルもシンプルにすることにより「洋酒のような琥珀色」を目で見ても楽しめるパッケージを採用。

■お勧めの飲み方

STEP.1【常温で楽しむ】

まずはそのままの香りと味わいをダイレクトに。ビターなチョコレート、くちどけの良いトリュフチョコや生チョコがおすすめ。

STEP.2【ロックで楽しむ】

大きめの氷を浮かべて口あたり軽やかに。チーズやナッツとの相性が抜群だ。

自分用としては楽しむのはもちろん、化粧箱(カートン)に入っているので祝い用のギフトにするのもいい。

家での時間を、より豊かにする大人のための日本酒。春の景色を楽しみながら、一杯やるのも最高だろう。

日本盛 オーク樽 純米酒〈8年熟成〉500ml
200本限定発売
価格:5,500円(税・送料込)
オンラインショップ:http://shop.nihonsakari.co.jp/shop/g/g06754-0-0/

(冨田格)