環境問題の意識を高め、気候変動問題や海洋プラスチック問題などの解決に向け、2020年7月から有料化となったレジ袋。
この半年あまり、レジ袋と無駄な出費を減らすためにエコバックを持ち始めた人も多いはず。
北欧の老舗ブランドがつくる、素材からエコなアイテムを紹介しよう。
デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)から、環境に配慮した素材でつくったエコバックが登場。
酒々井・那須・倉敷のアウトレットショップ、ヒュンメル公式通販サイトにて発売中だ。
■より良い社会づくりのためにできること
ヒュンメルの母国デンマークは、風力発電をはじめとする再生可能エネルギーに力を入れており、2018年の時点で、電源構成の6割以上が自然エネルギーとなっている環境先進国。
デンマークのヒュンメルスタッフに聞くと、「デンマークのお店にはプラスチック製バックがないことが多く、あっても有料」なのだそう。
日本と同じように、より多くの人がより良い環境のためにマイバックを使うようになっているという。
■ペットボトルを再利用した素材
今回発売するエコバックは、ペットボトルを再生したポリエステル繊維「ユニエコロ」を使ったソフトな風合い。バッグ下部のタグは、終了したコレクションのものを採用。廃棄物の削減にも取り組んだエコなバックになった。
バックの裾には、折り畳んだバックをまとめるゴムがつき、使わない時は小さく収納が可能。
カラーは、北欧ブランドらしいベージュ・ディープグリーン・ブラックのクラシックカラーを採用。
■デンマークの老舗スポーツブランド「hummel」
デンマークのスポーツブランド「hummel」は、世界で初めてスタッド付きスパイクを開発し、1923年に誕生。
革靴でサッカーをしていた当時、真っ平らな靴底にスタッドを付け、グリップ力の飛躍的向上をもたらし、今までできなかったプレーを可能にした。
そのことから、重過ぎるために理論上飛べないとされるマルハナバチ(ドイツ語でhummel)が努力を重ねて飛べるようになったという逸話を重ね合わせ、ブランドネーム&ロゴに採用。
90年の歴史を経て、現在は“Change the World Through Sport.” をミッションに、独自のブランドストーリーを展開している。
常に新しいチャレンジを続けている同ブランドの新しいエコバッグに注目だ。
公式サイト:http://hummel.co.jp
(hachi)