熱海の老舗温泉宿「古屋旅館」が「和栗モンブラン専門店」をオープン

首都圏から近く、泊りでも日帰りでも楽しめる温泉地「熱海」。その熱海に新しく「和栗モンブラン専門店」ができる。

和栗スイーツカフェ「和栗菓子 kiito -生糸-」の店舗イメージ

■老舗旅館が新規事業を立ち上げ

創業1806年の熱海で最も老舗とされる温泉宿「古屋旅館」が、スイーツ事業に進出。今年3月に和栗スイーツカフェ「和栗菓子 kiito -生糸-」を熱海銀座商店街にオープンする。

「家業ではなく企業を経営する」というポリシーで、新型コロナウイルス対策のテクノロジーを業界でいち早く導入したり、移住を促進する新タイプの女子寮を建設したりするなど、様々な経営改革に継続的かつスピーディーに取り組んでいる古屋旅館。

熱海に訪れる年間315万人の方々の多様なニーズに応えたいという想いでスイーツ事業の運営会社「モデストスマイル」を創業した。

培ってきた”おもてなし”や経験を生かし、「街としての魅力」をさらに引き上げていくために、付加価値の高いスイーツと居心地良い空間を提供することになったという。

■京都の「和栗専門 紗織」がサポートする「和栗菓子 kiito -生糸-」

「和栗菓子kiito -生糸-」の開発にあたっては、京都の行列が絶えない「和栗専門 紗織」が細部に至るまで開発サポートした。

厳選された高品質な宮崎産や熊本産など純国産和栗を100%使用。低糖度の香り高いモンブランを細さ1mmの錦糸状に、ゲストの目の前で絞って提供する。

熱海では少ない「大人が熱海時間を過ごすカフェ」が、いよいよオープンする。

■他店とともに熱海のまちづくりに貢献

「熱海の地で200年以上商売を営み、今後もずっと存在する会社だからこそ、短期間ではなく、中長期的に熱海の価値を上げ、また熱海に来たいと思える要素の一つに育てる。熱海の他の店とともに、まちづくりに貢献し、また、古屋旅館でも業界に先駆けて導入している「低濃度オゾン発生器」の設置、「ナノゾーンコート」の施工など、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、安心して来店できる店作りをしていく」

というのは、古屋旅館の代表からのメッセージだ。

代表:内田宗一郎氏

熱海でスイーツが楽しめる場所が増える春が待ち遠しい。

古屋旅館

住所:静岡県熱海市東海岸町5-24
HP:https://atami-furuya.co.jp

(MOCA.O)