いつか泊まってみたい!イタリア労働銀行本社を改築したホテルがローマに2023年オープン

世界各地には、泊まること自体が旅の目的になるようなホテルがある。今回紹介するのもそんなホテルの一つ。

世界16カ国で27軒の高級ホテル&リゾートとレジデンスを展開するローズウッド ホテルズ&リゾーツが、2023年にイタリア首都ローマに「ローズウッド ローマ」をオープンする。

■前イタリア労働銀行を改築したホテル

かつてのイタリア労働銀行(BNL)本社にあり、象徴的なヴィットリオ ヴェネト通りが見渡せるホテル、「ローズウッド ローマ」。

元々1900年代初頭に建設された3つの歴史的建築から構成されているのが特徴だ。

本棟は、著名イタリア人建築家で都市計画家のマルチェロ・ピアチェンティーニが最初にデザインした前BNL本社を改築したもの。

ピアチェンティーニの遺産を礎にして、モダニズム イタリア建築の模範であるこの物件のルーツを継承している。

同ホテルのデザインは、時を超越したスタイルに、コンテンポラリーな快適さを融合させた優雅なインテリアが魅力。

ローマで最も瀟洒な通りの1つでフェデリコ・フェリーニ監督の傑作映画『甘い生活(La Dolce Vita)』に象徴される、ヴィットリオ ヴェネト通りを眺めるホテルの立地にインスパイアされている。

■レストランやプール、スパなど充実の施設

ローズウッド ローマは、44室のスイートを含めた全157室、伝統的なイタリアンビストロ、ロビー カフェ&バー、街全体を見渡せる眺望が楽しめるルーフトップのテラスラウンジという飲食施設3軒を擁す。

また、その他の施設として、かつて銀行の金庫室だった空間でのプールとハマム体験や専用トリートメントルーム4室が特徴の「センス、ローズウッド スパ」も。

ウェルネス ルーフトップ テラスは、水面が反射するプールと最先端のフィットネス センターを、宴会会議場は3つの会議室とグランド ボールルームを備えている。

いつか訪れたいホテルのリストに加えてみてはいかがだろう。

https://www.rosewoodhotels.com/jp/luxury-hotels-and-resorts

(Yuko Ogawa)