小規模なプライベートスタジオやポストプロダクションでの使用はもちろん、電子楽器のモニターやサラウンドシステム用としても最適なスピーカーがヤマハから登場。
コンパクトサイズのパワードモニタースピーカー 『MSP3A』が、2月に発売される。
■クリアな低域再生と軽量化を両立したパワードモニタースピーカー『MSP3A』
『MSP3A』は、10cmウーファーと2.2cmツイーターを搭載した2ウェイ・バスレフ方式を採用し、スピーカーの特性に最適化された22Wのパワーアンプを内蔵。
また、前モデル「MSP3」と同サイズのキャビネットながら大幅な軽量化(4.4kg→3.6kg)を実現し、可搬性がより高くなり、設置場所の変更にも容易に対応できるようになった。音質面では、コンパクトながら「MSPシリーズ」の高品位なリファレンスサウンドを忠実に継承している。
■クリアで忠実な低域再生を実現
ポート両端で発生するノイズを大幅に抑制する独自技術「ツイステッドフレアポート」を新たに採用。
ポートの入口から出口に向かってその広がり方を変化させ、さらに「ひねり」を加えることでノイズの原因となっていたポート両端での気流の乱れを抑え、クリアで忠実な低域再生を実現。
気になる音の濁りやポート両端で発生するノイズを低減し、正確な音程・リズム感が重要となるリファレンススピーカーとして最適な低域再生を体感できる。
■さまざまな使用シーンに応える入力端子&前面操作子
プロ用音響機器やミキサーの+4dB出力をダイレクトに接続できるXLR/TRSフォーン端子に加え、電子楽器や民生用音響機器の接続に便利なRCA端子を搭載。また、トーンコントロール機能も装備しており、設置場所や部屋鳴りなどのモニター環境に合わせて音質を調整することができる。
■さまざまな設置方法に対応
本体底面にM5ネジ穴(60mmピッチ)を備えており、別売りのブラケットと組み合わせることで、天井に吊ったり壁面に設置することが可能。
また、別売りのマイクスタンドアダプター「BMS-10A」を使えば、一般的なマイクスタンドに設置できるのも魅力的だ。
ヤマハのパワードモニタースピーカー『MSP3A』で、自宅時間を一層充実させたい。
(IKKI)