職人技が光るハイブランドのバッグは一体どのように作られているのだろうか。
マリア・グラツィア・キウリによる2021クルーズ コレクションから新たに登場したバッグ「ディオール カロ」の制作過程が見ものだ。
■イタリアの専門アトリエで制作
ディオールの美学を独創的に表現したこの新しいアイコンバッグはパリでデザインされたスケッチをもとに、優れた手仕事の技を持つイタリアの専門アトリエで最高の素材を使って作られている。
柔らかくしなやかなカーフレザーを丁寧にカッティングした後、メゾンを象徴する「カナージュ(格子)」パターンの幾何学的な線を繊細に再現するために、キルティングの工程だけでも約18,000針ものステッチが施される。
バッグの内側にゴールドのChristian Diorシールを配し、メタルのCDシグネチャー、チェーンそしてクラスプを装着して仕上げている。
■魅力的なカラーがラインナップ
サイズはSとLの2サイズがラインナップ。
タイムレスなブラック、グレー、ベージュ、アイボリーのほか、スカイブルー、ミントグリーンやくすんだピンクなど、どのカラーも目をとらえて離さない。
スモールバージョンにはシェアリングやデニムのほか2021クルーズコレクションに登場したタイダイの「Tie & Dior」バージョンも。
誰もが欲しくなるこのバッグは、ショルダーストラップを変えてミックス&マッチなルックを楽しむこともできる新しいディオールスタイルのシンボルだ。
大切な人へのプレゼントにふさわしい品なので、ぜひチェックしてみては。
(Yuko Ogawa)