2017年に日本デビューした「シトロエン C3」は、「Inspired By You」というブランド哲学が凝縮されたコンパクトカー。丸みを帯びたボリューミーなスタイルと遊び心に溢れたディテールは、日常がさらに心地よくハッピーになるパワーを秘めている。
今回のフェイスリフトでは、最新シトロエンのデザインコードを初採用し、唯一無二の個性にさらなる磨きをかけている。
具体的には、シトロエンのブランドロゴである“ダブルシェブロン”から伸びるクロームが、上部ではLEDデイタイム・ランニングライトまで、下部では新デザインのLEDヘッドライトまで伸び、ワイドかつ上質感のあるフロントフェイスを作り上げている。
ボディサイドでは、独自のエア入り軟素材「エアバンプ」のデザインをワイドに一新。先代では7個あった膨らみを3個に集約して、新しい個性を演出している。また、フロントのフォグランプベゼルは、エアバンプの「カラーパック」と呼応するように配色されている。
ボディカラーは、新色の「スプリングブルー」と「ルージュエリクシール(赤)」を含む全4色で、ルーフカラーも4色を用意。2つのインテリアや3つのカラーパックを組み合わせた、9通りのバリエーションから選ぶことができる。ドアハンドルは、いずれもブラック&クローム装飾となる。
インテリアは基本デザインを踏襲しつつ、さらなる快適性を求めた「アドバンストコンフォートシート」をエメラルド内装仕様に初採用している。
このシートでは、生地裏に特別なフォームを配して、身体とシートの“当たり感”を改善。フォームのボリュームも従来の2mmから15mmへと大幅に増やし、疲労につながる車体の微震動をシートが吸収することによって、しっとりふっかりとした柔らかさを実現したという。
パワートレーンは、従来と同じ1.2リッター3気筒直噴ターボ(110ps/205Nm)+6速ATという組み合わせを継続しつつ、ソフトウェアの最適化によってJC08モード燃費を従来の18.2km/Lから21.0km/Lへと15%も改善。WLTCモード燃費では、17.2km/Lとなる。
ラインナップは、ベーシックな「FEEL」と装備充実の「SHINE」に加え、SHINEをベースとした特別仕様車「EDITION 2021」が用意される。「EDITION 2021」は、ベース車から1インチアップの17インチホイールやルーフステッカー、テックウッドを奢った温かみのあるインテリアを装備する。
■グレードおよび価格
FEEL=235万円
SHINE(スタンダード内装)=257万5,000円
SHINE(エメラルド内装)=259万5,000円
EDITION 2021=269万9,000円
(zlatan)
画像元:Groupe PSA Japan
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