ロシア初の日系ホテル「ホテルオークラウラジオストク」が2021年下半期にオープン

ウラジオストクにロシア初の日系ホテルとなる『ホテルオークラウラジオストク』が2021年下半期に開業する。

■ゴールデンブリッジすぐそばの好立地

「ホテルオークラウラジオストク」は、金角湾に臨み風光明媚な景色が楽しめる観光名所として人気の高いゴールデンブリッジのたもとに位置する。ホテルの標準客室面積は約40㎡、89~232㎡のスイートルーム31室を含む221室の客室を予定している。

日本料理レストランでは、落ち着いたたたずまいの個室や寿司カウンターを備えるほか、鉄板焼、オールデイダイニングなどの飲食施設も用意。宴会場のほか、エグゼクティブラウンジ、フィットネスジム、屋内プール、大浴場などのスパ施設も備えている。

■経済開発の進むウラジオストク

ウラジオストクはロシアにとってユーラシアと太平洋・北米を結ぶゲートウェイと位置付けられる都市であり、成田空港からも直行便で約2時間半の距離にある。その異国情緒漂う街並みから、日本から最も近いヨーロッパとして高い注目を集めている。

三方面を海に囲まれ、海洋・航空の航路や鉄道の路線が集中しており、世界最長の鉄道として知られる「シベリア鉄道」の東の起点でもある。ウラジオストクは、プーチン大統領が国家発展のために最も重要と指摘するロシア極東地域の開発において中心となる都市であり、日露経済のための「協力プラン」に基づき両国において様々な経済協力が進められている。

「ホテルオークラウラジオストク」が開業すれば、「日本から最も近いヨーロッパ」がより身近になるだろう。

・「ホテルオークラウラジオストク」施設概要
【建設予定地】 Korabelnaya Naberezhnaya st., 10, Primorskiy krai, Russian Federation
【延床面積】 約38,988㎡
【階数】 地上16階
【客室数】 221室
【レストラン・バー】 日本料理、鉄板焼、オールデイダイニング
【その他の施設】 大宴会場、会議室、温浴施設、フィットネス、屋内プール、エグゼクティブラウンジ 等
【アクセス】 ウラジオストク国際空港から約38km。車、空港列車で約70分

(TF)