春の祝い酒「立春朝搾り」にあわせ、宮城県の銘酒「一ノ蔵」の酒造りの様子がYouTubeライブで配信される。
緊急事態宣言の発令で今週末は外出も控える人が多いことが予想されるが、こんなときこそ自宅でできることを楽しみたい。酒造りの珍しい様子を見てみよう。
■春を祝う限定酒中の限定酒「立春朝搾り」
2021年の立春は、124年ぶりに2月3日に変わる珍しい年。その立春を祝うお酒が「立春朝搾り」という。立春朝搾りは日本名門酒会が1998年に企画した春の祝い酒。一ノ蔵は2005年から参加し、今回で17回目。今年は特別純米生原酒から純米吟醸生原酒に酒質変更に挑戦する。
一ノ蔵立春朝搾りは、立春の午前零時よりお酒を搾り、早朝に搾り上がったお酒を瓶詰め。その日のうちに日本名門酒会宮城支部加盟店に並び、その日のうちに楽しめる、春を祝う限定酒中の限定酒だ。
今年は37都道府県44蔵元が参加し、当日でおよそ28万本（720ml換算）の出荷を予想、一ノ蔵ではその内の1万9,000本の出荷を計画（昨年実績19,000本）。昨年に続き、日本一の出荷数量を目指す。
今年の一ノ蔵では、酒造り終了後の15時より社長の鈴木と蔵人によるYouTubeライブを配信。当日の酒造りの様子と今年の意気込みを紹介する。
ライブ配信後も、見逃し配信をYouTube一ノ蔵公式チャンネルに掲載する予定なので、後からゆっくり視聴することも可能だ。
一ノ蔵立春朝搾りYouTubeライブ
配信日時：1月11日（月）15時～15時30分（予定）
YouTube一ノ蔵公式チャンネル：
https://www.youtube.com/channel/UCWUbvQ-dfaQ025O-h2Xlsiw
「一ノ蔵 純米吟醸生原酒 立春朝搾り」
アルコール分：17％
精米歩合：50％
原料米：環境保全米Bタイプ蔵の華（宮城県産米）100％
価格（税込希望小売価格）：720ml 1,760円
一ノ蔵立春朝搾りが買えるのは日本名門酒会宮城支部、岩手支部の合計32店のみ。当日には完売が予想されるため、興味があれば事前の予約がオススメ。
立春だけの、特別な日本酒で一献傾け、心ゆくまで滋味を堪能したい。
（田原昌）