日本の伝統芸能の一つ「歌舞伎」。そんな歌舞伎をいつでも観劇できるARコンテンツ『Reverse Reality ~KABUKI Performance “Shakkyo”~』が登場した。
■片岡愛之助扮する獅子が約6分間の舞踊を披露
本コンテンツは、1月15日(金)リリース予定の、エンタテインメントと先端技術を掛け合わせた「未来の観劇体験」をテーマにしたアプリ 『INTO by Shochiku』内で楽しめる。
スマートフォンやタブレットのカメラ越しに、歌舞伎俳優・片岡愛之助扮する獅子が現れ、約6分間の舞踊を披露。AR技術により体験者のいる場所が“舞台”となり、目の前で歌舞伎俳優の演技や、蝶・牡丹が舞う空間を演出する。
歌舞伎舞踊の『石橋(しゃっきょう)』を題材としており、見どころは獅子が毛を大きく振る場面だ。
■2種類の歌舞伎の観劇体験
コンテンツの楽しみ方は2種類。
一つは時間や場所を問わず歌舞伎の観劇体験を。歌舞伎俳優の表現にはボリュメトリックキャプチャ技術を用い、実際の歌舞伎俳優を撮影した映像から3Dデータを生成する。
勇ましい表情や美しい毛の流れといった細部まで再現され、360°の自由な視点から楽しめる。
そしてもう一つは、PCやタブレットで配信される、特別な背景映像と合わせて観劇するという楽しみ方。1月中旬に発表予定だという。
この新しい歌舞伎の観劇体験は、幅広い世代で歌舞伎の魅力を知ることができるきっかけになりそうだ。
対応:iOS/iPad OS:13.7以降、Android:10以降
料金:無料
公式サイト:https://INTObyShochiku.com
(Goto)