抗ウイルス技術を生地に落とし込んだ「安心して永く着続けられる服」

新型コロナウイルスが世界中で蔓延し、まだその猛威はとまらない。

様々な予防策が行われているが、日常的に身につける物や身に纏う衣服だからこそ、信頼のできる物や安心できる物を選びたい人は増えているのではないだろうか。

mori kinseiのカットソーは「安心して永く着続けれる服」だ。ヒューマンフォーラムは「 USEDを拡張する進化型古着屋 “森”」にて高橋練染の抗ウイルス技術を生地に落とし込んだカットソーを発売した。

■抗ウイルス技術を生地に落とし込んだカットソー

一般的に聞かれるものとして抗菌加工などはよく耳にするが高橋練染での加工技術DEOFACTORは制菌の認証(SEKマーク)を取得している。

抗菌は細菌の増殖を抑制なので厳密にいえば少しづつ増えるが制菌では細菌が付着しても増えることなく減少するという部分が大きく違う。(SEKマークとは、一般社団法人繊維評価技術協議会が機能性繊維製品について、効果・安全性・耐久性などの評価を行い、承認しているマーク)

●抗ウィルス加工で臭くならない

DEOFACTORの制菌の効能には大きく消臭・防臭効果があるが独自のメカニズムはDEOFACTORの成分が空気中の水分と反応し続け、その効果が持続する。

服を永く着続ける上で、「臭い」という要素はとても気になる所ではある。実際に高橋練染の製品である靴下やハンカチを何度か試したが、まったく臭いや生乾き臭はしなかったのだとか。

●性別・体型を問わないシルエット

抗ウイルス・制菌という要素だけがこのカットソーのこだわりではない。シルエットと縫製にも気を配った。mori kinseiのものづくりの性質としては「普遍的であること、性別を限定するようなデザインではないこと、仕立て(縫製)の質が良く服が目立ちすぎないこと(クラシックな考え)」を大切にしたいと考えているという。

そのため、一見変わり映えしないカットソーだがシルエットやサイズ感はオリジナル性のあるものに仕上がっている。また、ワイドシルエットで年齢、体型を問わず着ることができる。

●国内屈指の技術を持つ縫製工場

縫製工場に関しては中々、苦労したという。10番空紡糸を使用した肉厚な日本製生地を抗ウイルス・制菌加工して貰い、その生地を持ち込みで縫製してもらえる所を一から探した。

その中で今回のカットソーにぴったりな縫製工場に出会った。肉厚なカットソーや裏毛(スウェット、パーカー)などに特化して物づくりされ東京の工場で行われている。

 

細かな部分にもその製法はいきている。Tシャツやカットソーを選ぶ上で首回りもとても大事な部分だが、このカットソーでは抗ウイルス・制菌加工された生地を首回りにも使用したかったので、ボディと共地でバインダー仕様。

一般的な手付襟の仕様よりバインダー仕様のほうが伸びにくいという特性があることと生地自体が肉厚なものなので、よりしっかりとしたものになる。毎日着るものにこだわりを持つ人への贈り物にも最適だ。

製品販売ページ

https://mori-store.net/?category_id=5fd33154df51591f9f950134

(IKKI)