手を洗う機会が多いからこそ、素材にもこだわったハンカチーフを携帯したい

外出先でのマメな手洗いは最大の感染予防。手洗いの機会が増えている今だからこそ、ハンカチーフの材質にもこだわりたい。

■第3の素材「ヘンプ」のハンカチーフ

ハンカチーフ専門店「CLASSICS the Small Luxury(クラシクス・ザ・スモールラグジュアリ)」は、天然繊維ヘンプ素材のハンカチーフを発売した。

ハンカチーフをつくる際に基本となる生地は、自然に還る天然繊維にこだわり、従来はコットンかリネンで商品開発していたが、改めて地球環境負荷低減の為に何ができるだろうかと考え、日本古来の素材“ヘンプ”に着目。ヘンプは、灌漑(かんがい)をほとんど必要とせず化学肥料の使用も少ない為、土壌汚染のリスクが小さく環境への影響が少ない植物だ。

素材の特徴として、丈夫で吸水性もよく、乾きやすく、それでいて天然の抗菌・制菌力がある。植物としての環境に優しい特性と機能性に優れたヘンプ素材を、コットン・リネンに続く第3の素材と考え、新しいハンカチーフを開発した。

■深みのある独特な色彩のチェック柄

「CLASSICS the Small Luxury」初のヘンプハンカチーフは、比較的太めのイタリア産の糸を使用して、愛知県尾州(びしゅう)の熟練の機織り屋さんが丁寧にゆっくりと織り上げた。糸は先染めにし、たて糸4色、よこ糸4色、合計8色から織りなすことで、深みのある独特な色彩をチェック柄で表現している。

程よい厚みと26㎝四方というサイズで、手のひらに収まりやすいように設計。性別問わず、幅広い世代が使いやすいデザインだ。

■CLASSICS the Small Luxury」とは

繊維製品企画販売のブルーミング中西が直営する「CLASSICS the Small Luxury」は、シーズン毎のオリジナルデザインや良質な素材・美しい意匠・丁寧な仕事から生まれた、ハンカチーフのスペシャリティストア。CLASSICSは英語で「格別な、第一級の、高尚な、模範となる」を、Small Luxury は「密やかな贅沢」を意味する。

機能性に加えて、地球環境にも配慮した素材のハンカチーフ。使うことに意味がある、と言えそうだ。

オンラインブティック:https://classics-the-small-luxury.com

(冨田格)