スウェーデンのウォッチブランドTRIWA(トリワ)より、海洋プラスチックごみをリサイクルして生まれた「Time for Oceans」の新色がリリースされた。
■時計を通じて考える世界の海洋汚染
現在、地球上では毎分15トンものプラスチックごみが世界のどこかの海に流れ着き、海洋生物に深刻な影響を与えている。人々の海洋環境への意識を高めることを目的として生まれたのが、海洋廃棄物をアップサイクルした「Time for Oceans」シリーズだ。
「Time for Oceans」は2020年6月に最初の4色が発売され、今回新たに2色が加わった。ケースとストラップは100%リサイクルの海洋プラスチックから作られている。
新色はそれぞれ海から連想される 「octopus」と「sand」の2色。冬の落ち着いたコーディネイトにも合わせやすいブラックカラーとベージュカラーが特徴。10気圧防水、3D成形された波をイメージした文字盤、海面に浮かぶブイをイメージした針など、海からのインスピレーションで満たされている。
■「Time for Change」をキャッチフレーズに
2018年にTRIWAは、違法銃器から生み出された金属を使った時計「Time for Peace」を発表。これにより、金属の生産地エルサルバドルでの抗暴力プロジェクトに10万ユーロ以上を調達した。
2020年6月には海洋プラスチックごみを再利用して作られた「Time for Oceans」を発売。TORIWAは「Time for Change」というキャッチフレーズを掲げ、製品の意味や意義を重要視した価値主導のプロダクトを発表していく。
「Time for Oceans」の新色は、ベーシックなカラーリングでどんなコーデにもマッチする。TRIWA直営店ほか、TRIWA取扱店にて発売中。
TRIWA Time for Oceans:https://www.nordicfeeling.jp/release/201204/
(TF)