世界最大の独立系ホテルブランド「プリファード ホテルズ&リゾーツ」では、2021年開業予定の新規加盟ホテルは15軒。その中から4軒のハイライトを紹介しよう。
■【イタリア・ピエモンテ】SDGsに配慮した持続可能な試みのホテル
世界最高のワインと白トリュフの産地であるイタリア北部ピエモンテ州にオープンする「カサ・ディ・ランガ(Casa di Langa)」。ユネスコ世界遺産に登録されているランゲのブドウ畑の風景に隣接したサステナブルな保養地だ。
39室の客室を持つ同ホテルは、周囲の自然環境の柔らかで落ち着いた色調を使ったピエモンテの伝統的なデザインと、カーボンニュートラルへの取り組みや灌漑に100%リサイクル水を使用するなどの持続可能な取り組みが実践される。
■【イギリス・ロンドン】英国で最も環境に配慮したホテルの1つが誕生
ロンドンのウェストエンド中心部、レスター・スクエアにオープン予定のスーパーブティックホテル「ザ・ロンドナー (The Londoner)」は、350の客室と35のスイートを備えるホテル。
細部までこだわって設計されたプライベートスペースと共有エリアを完備し、重層的で多次元的な体験ができる。6つのレストランとラウンジ、焚き火台のあるルーフトップバー、地下のスパとプール、2つのスクリーンを備えた映画館などを完備。
サステナブルラグジュアリーの先駆的な手法を採用することで、英国で最も環境に配慮したホテルの1つになる予定だ。
■【アメリカ合衆国・ニューヨーク】ビッグアップルの探索を満喫できるホテル
賑やかなニューヨークの金融街に位置し、1874年にコーヒーハウスとして開業した歴史的なトンティンビル内にある「ザ・ウォールストリート・ホテル (The Wall Street Hotel) 」は、洗練された隠れ家的なホテル。
ミシュランの星を獲得したシェフ、ジョン・フレイザー氏が率いるJFレストランの多国籍料理が楽しめるのが魅力だ。
また、ラウンジとバーは終日営業。スクリーニングラウンジから広大なボールルームやルーフトップバー、イーストリバーの素晴らしい景色を望む屋外テラスまで、イベントスペースも充実している。
さらに電気スクーターや「Vélosophy Original Comfort Bikes」の無料利用に加え、旅の後のリラクゼーションにはZeel Spaの室内スパトリートメントも用意しているので、「ビッグアップル」の探索にも最適だ。
■【アメリカ合衆国・イリノイ州】アンディ・マッシ氏監修のシグネチャーレストラン&バーが自慢
モンタージュ・ホテルズ&リゾーツの姉妹ブランドであり、2021年にプリファード ポートフォリオのメンバーとしてオープンする「ぺンドリー・シカゴ (Pendry Chicago)」は、4つの新しいペンドリーホテルのうちの1つ。
バーナム兄弟が手掛けた象徴的なアールデコ様式のシャンパンボトルの建築デザインで有名なランドマークビルの、にぎやかなループエリアにオープン。364室の客室とスイートを構え、ホスピタリティとナイトライフのパイオニアであるアンディ・マッシ氏が監修するシグネチャーレストランとバーが自慢のホテルだ。
ロビーバーとラウンジ、市内を一望できる屋上プールデッキ、12,000平方フィート(1114㎡)のミーティングとイベントスペース、フィットネスとウェルネスプログラム、豊富なアートコレクションなども楽しめる。
コロナ禍が収まり、気軽に海外へ旅行できる日常が戻ったら、プリファード ホテルズ&リゾーツ加盟ホテルでラグジュアリーな旅を満喫しよう。
プリファード ホテルズ&リゾーツ:www.PreferredHotels.com
(MOCA.O)