京懐石「美濃吉」の元料理長、軍鶏ラーメン専門店を激戦区・京都にオープン

軍鶏出汁ベースのラーメンが京都にお目見え。

創業300年(創業享保元年)を超える料亭出身「和のエリート」が激戦京都ラーメン界に参戦!11月20日、京都西大路にて京懐石「美濃吉」の元料理長、極檀伸哉(ごくだんしんや)氏が軍鶏ラーメン専門店「軍鶏そば極だん」を開業した。

■第二の故郷である京都の地にての開業

店主の極檀伸哉氏は、青森生まれ函館育ちで、板前になる為に高校卒業後上京。京都懐石「美濃吉」での料理長以外にも、ホテル・寿司屋のカウンター、鰻屋などで経験を積む。

ラーメンの作り手を志すようになったのは、約2年前。交通事故にあい、長時間の立ち仕事が難しくなった事から、リハビリも兼ねて知り合いのラーメン屋で働くことになる。それまでもラーメンが好きで年間200杯以上を食べていたが、働いている内に、ラーメンの「作り手側」の魅力に惹かれて、ラーメン屋での独立を考え始める。

その後リハビリの傍ら、和食で培った経験を活かし、研究を重ね、長年住んでいる第二の故郷である京都の地にての開業を決意したという。

■軍鶏を使った2種のラーメン

「軍鶏そば極だん」のメインは軍鶏出汁ベースのこの2種類。

【軍鶏そば】

【軍鶏白湯そば】

同店の特長は、ブロイラーではなく、ブランドの地鶏「近江シャモ」を使用しているところだ。たとえば白湯に関しても、地鶏の肉質を生かして作った白湯と、ブロイラーでは全く違う。「軍鶏そば極だん」ならではの味を堪能したい。

また麵にはライ麦と全粒粉を配合しているので、少し茶色っぽい蕎麦のような色になっている。今後は、メインの2種以外にもチャーシュー丼やトッピング、季節限定で旬の食材を使用したラーメンも作っていく予定だという。

和食を極めた店主が作るラーメンをぜひ味わってみて。

軍鶏そば 極だん

住所:京都府京都市南区唐橋⻄平垣1-9
Twitter:https://twitter.com/syamogokudan
instagram:https://www.instagram.com/syamosobagokudan/

(MOCA.O)