新しい世界をつくる人物たち「日本の起業家ランキング 2021」発表

グローバルビジネス誌「Forbes JAPAN」は、「新しい日本」をつくる存在として日本のビジネスシーンをけん引する起業家を表彰する「日本の起業家ランキング 2021」を発表した。

■セーフィーの佐渡島隆平氏、初登場にして1位に選出!

「グローバルで活躍できるか」
「時価総額1,000億円を超えられるか」
「成功への時間軸を重視した事業の実績・成長性」
「経営者・経営チームの成熟度」
「社会課題解決に取り組んでいるか」

この5点を選定基準に選出された、「日本の起業家ランキング 2021」。

1位には、クラウド録画サービスの開発・運営を行うセーフィーの佐渡島隆平氏が選ばれた。

コロナ禍でのニューノーマルで起こった、新しい需要を発掘し、大きく業績を伸ばした事業の成長性、名だたる大企業とも連携する事業の規模感が評価。同社はこのランキング初登場にして、1位となった。

2位にランクインしたのは、介護をはじめ、様々な「社会課題の解決」を目指すAI企業のエクサウィザーズの春田 真 氏/ 石山 洸 氏

3位にランクインしたのは、「資金集めの民主化」をミッションに掲げ、購入型、寄付型、株式投資型などクラウドファンディングプラットフォームを運営するCAMPFIREの家入一真氏

■注目の起業家を評価するランキング

今年で7度目となる「起業家ランキング」は、Forbes JAPANの恒例企画。

過去には、大手フリマアプリ「メルカリ」創業者の山田 進太郎氏や、印刷や物流のシェアリングプラットフォームを運営する「ラクスル」創業者の松本 恭攝氏が選出されている。

EC開設支援のBASE 鶴岡 裕太氏、クラウド会計ソフトのfreee 佐々木 大輔氏、オンライン診療システムのメドレー 瀧口 浩平氏・豊田 剛一郎氏をはじめ、ランキング入賞後に上場を成し遂げている起業家も多くいる注目のランキングだ。

■今年を代表する20人の起業家たち

今回発表された起業家ランキングBEST10と、TOP20に選出された方をご紹介しよう。

起業家ランキング2021 BEST10
※敬称略

1位 佐渡島 隆平 (セーフィー)
2位 春田 真 / 石山 洸 (エクサウィザーズ)
3位 家入 一真 (CAMPFIRE)
3位 柴山 和久(ウェルスナビ)
5位 宮田 昇始(SmartHR)
6位 庵原 保文 (ヤプリ)
7位 深山 陽介 (Sparty)
8位 赤川 隼一 (ミラティブ)
9位 中島 徳至(Global Mobility Service)
10位 稲田 武夫(アンドパッド)

日本の起業家TOP20(※順不同)

十河 宏輔(AnyMind Group)
鮄川 宏樹(モンスター・ラボ)
福澤 知浩(SkyDrive)
稲田 大輔(atama plus)
丸林 耕太郎(クリーマ)
中島 一明(ベルフェイス)
會田 武史(RevComm)
米良 はるか(READYFOR)
江尻 祐樹(ビットキー)
丸山 健一(五稜化薬)

発売中の「Forbes JAPAN」1月号では、このランキングに関する詳細を特集している。日本、そして世界のこれからを変えていく起業家たちの情熱からは目が離せない。

月刊「フォーブス ジャパン」

定価:1200円(税込)
発行:リンクタイズ株式会社

日本の起業家ランキング 2021

特設サイト:https://forbesjapan.com/ceo_conference/event/ceo2020/

(冨田格)