自動車が持つ技術によって、エアロバティック・パイロットの室屋選手をもっと速く飛ばせることができるのか。空の技術を用いて、自動車は次なる進化を遂げられるのか。互いを探るように始まったという技術交流会から、今回のレクサスLC “AVIATION”は誕生している。
最大の注目ポイントは、このモデルだけが持つ“特別な翼”。航空機の主翼の端部にあるウィングレットから着想を得たという専用のCFRP製リアウイング(固定式)を装着することで、より自由な運動性能を獲得している。
具体的には、ウィング端部を車両の側面まで下ろした独自の形状を採用。ウィングの端部から車体の後方側面に沿った“縦渦”を生成し、空気抵抗や車体揺れの原因となる気流の巻き込みを抑制している。
これにより、優れた直進安定性や素早いヨーレスポンス、滑らかな車両姿勢の変化を実現し、地上を鋭く、優雅に、自由に駆けぬけるドライビングエクスペリエンスを提供する。
また、高剛性かつ空力性能にも秀でた専用のスプリット5本スポーク鍛造アルミホイール、CFRP製ルーフ、トルセンLSDなどを装備し、その走りをさらなる高みへと昇華させている。
エクステリアでは、ブラック塗装のスピンドルグリル&漆黒メッキのフレーム、ブラック塗装ガーニッシュを施した前後のLEDヘッドライトなどを採用し、より精悍な佇まいを生みだしている。
一方のインテリアでは、専用の“AVIATION Black”とサドルタンとのカラーコーディネイトにより、空から見た大地の雄大さを表現したという。
また、ステアリングやシフトノブ、センターコンソールやドアトリム表皮にアルカンターラを採用し、手や体が触れる部分をしっとりした触感で統一することで、操る感覚をさらに研ぎ澄ませている。
■グレードおよび価格
LC500h “AVIATION”=1,546万円
LC500 “AVIATION”=1,500万円
※限定70台はすでに完売
(zlatan)
画像元:LEXUS
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