先行予約が始まった「595 スコルピオーネオーロ」は、1970年代の日本においてアバルトの名を広く知らしめた「アウトビアンキ A112 アバルト」の限定車、“タルガ オーロ”にオマージュを捧げるモデルとなる。
タルガオーロは1979年に150台が生産され、ブラックのボディを引き立てるゴールドのアクセントを特徴とし、コレクターズカーになるほどの人気を博したという。
今回の限定車は、そのコンセプトを現代風にアレンジして鮮やかに再現。世界限定2,000台が生産され、日本市場にはそのうち200台が割り当てられている。ちなみに車名の「スコルピオーネ」はイタリア語でサソリ、「オーロ」は金色を意味する。
ボディカラーはまさに漆黒。そこにゴールドのボンネットステッカーやボディを取り巻くビューティライン、ゴールド仕上げのアルミホイール、チェッカードルーフなどを採用し、小さなボディからは考えられないほどのインパクトとオーラを放っている。
インテリアでは、スコーピオンロゴをモチーフとしたカモフラージュ柄インサートを備えた専用スポーツシートをはじめ、ブラック仕上げの専用インストルメントパネルや、センターコンソールの限定車ロゴプレートを採用する。
また、Beats製オーディオシステムを特別に装備し、サウンドにもこだわった仕様とされている。
心臓部には、最高出力165ps/最大トルク230Nmを発生する1.4Lのガソリンターボを搭載。アバルトらしい弾けるようなエンジンサウンドとともに、躍動感のある走りを愉しめる。
トランスミッションはATモード付の5速シーケンシャル(5速MTA)/5速MT、ハンドル位置は左/右が用意されるなど、通常は設定のない仕様もラインナップされている。
価格は、5速MTA仕様が379万円、5速MT仕様が368万円。限定台数は「5速MTA+右ハンドル」が40台、「5速MT+右ハンドル」が60台、「5速MTA+左ハンドル」が40台、「5速MT+左ハンドル」が60台となっている。
(zlatan)
画像元:FCAジャパン
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