阪急電車の色は1910年の創業から変わることがなく、上品で落ち着きのある色として愛着を持たれており「阪急マルーン」と呼ばれている。

この「阪急マルーン」を身にまとい、六甲山の自然を背景に阪神間の街並みを疾走する阪急電車は、阪急神戸線が開通した1920年から100年間にわたり、神戸の風景の一つとして、また、おしゃれな神戸の街をイメージする色の一つとして親しまれてきた。

その「阪急マルーン」が、万年筆用のインクになって、限定発売される。電車好きも、万年筆好きもチェックしたい特別色だ。

■「手書き文化のすばらしさ」を発信するKobe INK物語 特別色「阪急マルーン」

ナガサワ文具センターが展開する「Kobe INK物語」の特別色として、阪急電車のマルーン色を共同で開発したのがこの商品。神戸の街とともに発展してきた感謝の気持ちを「阪急マルーン」の“色”で表現し、神戸の街を愛する想いをのせて、神戸から「手書き文化のすばらしさ」を発信する。

仕様：ボトルインク（50ml）、阪急神戸線開通100周年記念パッケージ、特製しおり
価格：2,420円（税込）
発売数量：1,000個

■阪急電車をイメージした万年筆とのセット

神戸線開通100周年を記念して製作した万年筆は、マルーンカラーの樹脂ボディに、アイボリーの天冠を組み合わせ、シルバーのアクセントを加えることで阪急電車をイメージしている。さらに、ペン先には阪急神戸線が開通した当時の社章と「KOBE LINE 100th」の文字を刻印し、キャップにはシリアルナンバーを入れた。

この限定万年筆と、Kobe INK物語 特別色「阪急マルーン」のインク角瓶をセットにして、100セット限定で発売。

価格：52,800円（税込）
発売数量：100セット限定
ペン先種類：EF(極細)／F(細字)／MF(中細)／M(中字)／B(太字)／Z(ズーム)／MS(ミュージック) 各種

今年、阪急神戸線が開通100年を迎えるにあたり開発した、Kobe INK物語 特別色「阪急マルーン」は、乗客と歩んできた歴史の重みと、神戸への感謝の気持ちを込めて作り上げたインク。インクの色にこだわり続け、「阪急マルーン」を忠実に再現するための調合を何度も重ねて、ようやく完成させることができた一色だ。

あらためて手書きの良さに触れ、大切な人へ“心温まるメッセージ”を綴りたい。

店舗での発売：2020年11月20日（金）
発売箇所：ナガサワ文具センター各店舗
オンラインショップでの発売：2020年11月16日（月）10時～
阪急電鉄：https://www.hankyudensha-shop.com/
ナガサワ文具センター：https://www.nagasawa-shop.jp/

（田原昌）