気の利いた肴と地酒をたしなみ、蕎麦で〆る「KAWAKAMI – AN TOKYO」オープン

蕎麦屋で酒と肴と〆の蕎麦を堪能する粋を。

11月1日、青山ベルコモンズ跡地に「KAWAKAMI – AN TOKYO」がオープンした。

■川上庵とは

川上庵は、2000年7月に軽井沢にて開業をした蕎麦屋。信州のそばの良いところと江戸のそばの良いところ、両方を意識した蕎麦を良として今の味に仕上げる。信州のそばは太めで甘めのつゆが主流。東京のそばは細めで辛めのつゆが主流。その中間に位置するそばが、川上庵のそばだと考える。それは軽井沢という立地からも、その味が最良であろうと考えた結果だった。

川上庵では江戸の時代に栄えた粋なそばの文化にも着目した。蕎麦屋で気の利いた肴と旨い酒を嗜み、最後そばで〆る。そんな「蕎麦屋酒」の粋な世界を現代に表現したいとの思いを形にした。

■KAWAKAMI – AN TOKYO

外苑のいちょう並木が色づく美しい季節に暖簾を上げる「KAWAKAMI – AN TOKYO」。大きな窓から青山通りを見下ろす2階に位置し、ゆったりとしたモダンな空間が広がる。

店内に石窯と炭火を配し、八ヶ岳の清流で育ったイワナや信州産の豚など、確かな目で選び仕入れた食材で作る一品料理を、信州をはじめ全国の蔵元から選りすぐった地酒とともに楽しめる。

蕎麦は良質な蕎麦の実を集め、その日に使う分だけ石臼で自家製粉して打つ粗挽きの二八蕎麦と、数量限定の十割蕎麦を用意する。

おなじみの大海老天せいろや、石窯焼き茄子のぶっかけそばなど、本場信州の味を堪能できる。

料理に合わせて選んだ器、作家の手による酒器、絵画やアートが織り成す空間で、東京の喧騒をひととき忘れ、KAWAKAMI – AN TOKYO のそば、美酒、料理を気楽に味わえる。

■昼の献立

昼は、川上庵定番の「天せいろ」をはじめ、KAWAKAMI – AN TOKYO でしか味わえない「石窯焼き茄子のぶっかけそば」、数量限定の「十割太打ち田舎せいろ」、秋~冬に向かう今なら「牡蠣天そば」など、多彩な蕎麦が揃う。

ランチ限定の丼ものは「かき揚げ」と「大海老」の2種、自家製のタレが食欲をそそる。天丼には一口そばも付いており、慌ただしい昼どきでも川上庵を堪能できるメニューだ。

■夜の献立

夜は豊富な一品料理を、全国の蔵元から取り寄せた地酒とともに。

KAWAKAMI – AN TOKYO 限定の石窯料理は、外は香ばしく、中はしっとりと食材の旨味を閉じ込め仕上げ、魚介や肉、野菜本来の味を逃さない。

旬の食材を用いて作る四季折々の料理、蔵でしか味わえなかった樽生酒を専用ドラフトサーバーで提供する「DRAFT SAKE」を楽しめる。最後は自慢の蕎麦で〆、令和の蕎麦屋酒を体感。

KAWAKAMI – AN TOKYOの粋な世界を楽しんでみて。

所在地:東京都港区北青山2-14-4 the ARGYLE aoyama 2階

川上庵:https://www.kawakamian.com

(MOCA.O)