150種類以上の豆の中から自分好みのコーヒー豆を自分で焙煎する。
コーヒー好きには、たまらない時間かもしれない。
そんな至福のひとときが生豆の実費だけで体験できる日本初の珈琲焙煎体験型カフェが東京・早稲田にオープンした。その名も『珈琲や』だ。
■焙煎特化型『WAVE ZERO COFFEE』の新しいカフェスタイル店『珈琲や』の魅力
エチオピアの家庭では、目の前でコーヒーを焙煎し、焼き立ての珈琲の香りと味を楽しむ「コーヒーセレモニー」と呼ばれる文化が今も大事に受け継がれている。
この豆を焼き、香りを纏う工程を踏まえたコーヒー文化を、『珈琲や』では WAVE ZERO COFFEE とよぶ。そして、今回オープンした「珈琲や 早稲田工房」は、自分で焙煎したコーヒーを味わう“焙煎特化型”という新しいスタイルのカフェだ。
店内では、厳選した150種類以上ある珈琲豆から自分好みの豆をセレクト。自社製造のオリジナル1Kg釜焙煎機をシェアしてご利用する。
ゆったりとくつろぎながら自身で焙煎。そして自分好みのコーヒーを、好みの抽出器具を利用して格安で愉しめる。
しかもパナマゲイシャや、ブルーマウンテン・ハワイコナ等の高価格の豆が試せるのも嬉しい。もちろん、困ったときにはスタッフが手伝ってくれる。
無料で焙煎体験実施。焙煎機の使い方を伝授・珈琲生豆実費のみ有料、自身が焙煎した珈琲豆の店内キープ
焙煎した珈琲豆はキャニスターレンタルで1カ月間キープ。営業時間内であればキープ豆でコーヒーが割安で楽しめる
※珈琲豆キープ料金は別途必要。
■『珈琲や』が考える珈琲文化と WAVE ZERO COFFEE
1st WAVE COFFEE は、まだまだ珈琲が高価で大衆の飲み物ではなかった時代。しかし、手頃な価格で気軽に親しむ珈琲文化の形成により、多くの方がコーヒーを楽しむきっかけを作ってくれた。
2nd WAVE COFFEE は、「コーヒー=苦い」といったネガティブイメージがあったところに、カフェラテやカフェモカ、フラペチーノなどのアレンジメニューが誕生。コーヒーが飲みやすくなり、苦いコーヒーイメージは一変。若者が珈琲に興味を持った時代。
そして3rd WAVE COFFEE は、様々な国の珈琲農園や作り手などの単一品種に注目をした時代と『珈琲や』捉えている。さらにそれ以前は、珈琲が世界に広がる WAVE が無かった時代の楽しみ方が“焙煎”にあると捉え、飲む直前の焙煎を楽しむこと、焼き立ての珈琲を抽出すること。この香りと味を楽しむ文化をコーヒーセレモニーとして、「WAVE ZERO COFFEE」と位置付けているのだ。
秋めいてきて温かいコーヒーが恋しい季節だ。ぜひこの機会に自分好みの豆を見つけてみてはいかがだろう。
『珈琲や 早稲田工房』 東京都新宿区早稲田南町52-2
(Y.FUKADA)