“押印”を新しい体験に変える粋なハンコ「OW」

ビジネスシーンにおいてよく使うアイテムといえば印鑑が挙がる。よく使うからこそ上質なモノを選びたい。

2019年グッドデザイン賞受賞のインダストリアルデザイナーがデザインした、日常の押印をまったく新しい体験に変えるハンコ「OW(オウ)」がオンラインショップで購入可能となった。

■3年以上の歳月を経て生まれた、日本の工芸の「粋」を感じる1本

OWは“はんこを押す”というややもすれば単調な作業を、まったく新しいワクワクする体験に変えるため、日本の工芸の粋(いき)を集めて生まれたオリジナルブランドだ。

デザインを手掛けたのはインダストリアルデザイナー・上島弘祥氏が主宰するデザインスタジオTIDS。

その人の意思を映すものである“印影”を、もっともクリアに表すカタチを追い求め、数十点もの試作を重ね、3年以上の歳月を経て生まれたOW。スタイリッシュなケースを開封し、厳かに取り出して押印。その体験の中に、この一本にぎゅっと凝縮された日本の工芸の「粋」を感じとることができる。

■美しさと機能性が両立したOW

ボディーは古くから銘木とされ正倉院の宝物にも使用されている黒檀(こくたん)を削り出し、3点が滑らかにくびれたデザインに。

印面にほど近い部分はさりげなく内側に反っており、指先に心地よくフィット。力が効率よく印面に集中しクリアな印影が得られる形状で、美しさと機能性が両立されているのが特徴だ。

側面のくびれ構造と印面近くのカーブ構造により、紙面に置いても朱肉が付かず、ハンコ本体の転がりや不意の落下を防止することができる。

指先がふれる本体の表面は、伝統工芸士 武藤久由氏の本漆塗り。幾重にも漆を重ねることで、通常の塗装にはない、しっとりと手に吸いつくような心地よい感覚を味わうことができる。

印面のデザインは、国から認定された一級彫刻士によるやわからい手書き文字。さらに手彫りで彫刻を行うことで、まさに世界にひとつだけのOWが完成する。※納期は1ヶ月程度

■スタイリッシュなカバーと美しい木製ケースで中身を保護

OWを収納するケースは金属を削りだし中身をがっちりと保護するスタイリッシュなカバーと、北海道の山上木工が手掛けたメープル100%の美しい木製ケースで構成されている。

日本を代表するタンナーである栃木レザー製の捺印マット、本体についた汚れを拭き取るクロスも付属。

OWは、日本の伝統工芸技術の素晴らしさを身近に体感しつつ、長年愛用できる逸品だ。

「OW」 公式HP:https://ow-stamp.jp/

(haruyama)