大吟醸ブランド「獺祭」がコンセプトバー「獺祭バー」をオープン

旭酒造が1990年から展開している日本酒の純米大吟醸ブランド「獺祭」が、新丸の内ビルディング7階に期間限定のコンセプトバー「獺祭バー」をオープンした。
獺祭の美味しさにこだわり、日本酒の伝統的な製造体制である杜氏を置かず、社員によるお酒造りを行っている。伝統とか手造りという言葉に安住することなく、変革と革新の中からより優れた酒を創り出そうとするのが、獺祭の姿勢だ。

■獺祭に特化したコンセプトバー「獺祭バー」として営業

このバーでは、獺祭の代表作「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」のロックなどを中心とした各種獺祭が飲めるほか、毎週末に旭酒造の社員や蔵人も参加し、ここでしか楽しめないお酒を提供したり、イベントも企画する予定。
「現バー」のインテリアデザインも手掛けた建築家・川添善行氏が獺祭の世界観を表現したものになっている。

「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」をロックで提供。グラスは底が光り、この明かりをもって空間は完成します。

「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」をロックで提供。グラスは底が光り、この明かりをもって空間は完成。

 

■空間構想一級建築士事務所、川添善行がデザイン

獺祭が生み出す人の結びつき、そして、その人の存在が光となり、「獺祭バー」を成立。獺祭にとっても建築にとっても、あくまで主役は人である。そう考えた結果のデザインとなっている。

■川添善行プロフィール
1979年神奈川県生まれ。東京大学生産技術研究所准教授。空間構想一級建築士事務所。東京大学建築学科卒業、オランダ留学後、博士号取得。「東京大学総合図書館別館」、「変なホテル」などの建築作品や、「空間にこめられた意思をたどる」(幻冬舎)、「このまちに生きる」(彰国社)などの著作がある。東京建築賞最優秀賞、日本建築学会作品選集新人賞、グッドデザイン未来づくりデザイン賞、ロヘリオ・サルモナ・南米建築賞名誉賞など国内外の受賞多数。
秋は日本酒が美味しい季節、獺祭の世界観を表現した空間でお酒を味わってみたい。

「獺祭バー」
東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビル7F