並みいるライバルを圧倒! 新型「ヤリスクロス」がコンパクトSUV市場を席捲する

新型ヤリスクロスは、走り・利便性・安全性能などの全方位にわたり、「従来のコンパクトSUVの概念を一新」するべく開発された、トヨタ入魂のブランニューモデル。ガソリン/ハイブリッドを問わずに4WD車を選べる充実のラインナップを構築したほか、価格もお得感のある設定とされている。

ボディサイズは全長4,180×全幅1,765×全高1,560mmで、最低地上高は170mmを確保。新世代のTNGAプラットフォーム(GA-B)による高剛性かつ軽量なシャシーをベースに、都会的な洗練さとSUVとしての力強さを融合させたデザインが描かれている。

ボディカラーは新色の「ブラスゴールドメタリック」と「シルバーメタリック」を含む8色に加え、7タイプのツートーンカラーも用意されている。

内装デザインはヤリスを踏襲しながらも、ヤリスには備わらない電動パーキングブレーキをはじめ、スラッシュ成形によるソフトパッドや温かみのある新素材フェルトなどを採用することで、より上質で心地よい空間を実現している。

使い勝手の面でも多くの工夫が見られる。後席はセンタートンネルが便利な4:2:4の分割可倒式で、ラゲッジルームのデッキボードも6:4分割式(FF車)を採用。また、ハンズフリーパワーバックドアを採用しただけではなく、その開閉スピードも従来のトヨタ車より約2倍も素早くなっている。

パワートレーンは2種類で、駆動方式はどちらもFF/4WDを選択することができる。1.5Lの直3エンジン(120ps/145Nm)+CVT車の燃費は、WLTCモードで20.2km/L~17.4km/L。前後モーターを備えるハイブリッド車の燃費は、同じく30.8km/L~26.0km/Lというクラストップレベルの低燃費を実現している。

また、ガソリン車の4WD車には3つのドライブモードから選択できるマルチテレインセレクト、ハイブリッド車の4WD=E-FourにはTRAILモードなどが備わる。

運転支援システムは、衝突回避支援のプリクラッシュセーフティ(昼夜の歩行者や昼の自転車も検知)をはじめ、全車速追従式のレーダークルーズコントロールやレーントレーシングアシスト、オートマチックハイビームなどを「X “Bパッケージ”」を除く全グレードで標準装備。また、トヨタ初となる横風対応制御付きのS-VSCも搭載している。

■グレードおよび価格
・ガソリン車
X “Bパッケージ”=179万8,000円(FF)/202万9,000円(4WD)
X=189万6,000円(FF)/212万7,000円(4WD)
G=202万円(FF)/225万1,000円(4WD)
Z=221万円(FF)/244万1,000円(4WD)

・ハイブリッド車
HYBRID X=228万4,000円(FF)/251万5,000円(E-Four)
HYBRID G=239万4,000円(FF)/262万5,000円(E-Four)
HYBRID Z=258万4,000円(FF)/281万5,000円(E-Four)

(zlatan)

画像元:トヨタ自動車