カラフルなマカロンで知られるピエール・エルメだが、8月3日、グランスタ東京にオープンした「Made in ピエール・エルメ」は、東京の玄関口というロケーションに合わせて、お弁当やデリ、サンドイッチなどをラインアップしている。
なかでもお弁当類は、ピエール・エルメと縁が深い東京・青山に本店のある日本料理「やんも」によるものを週替りで提供しているというから、グルメの心をくすぐりそうだ。
同店に週替わりで登場するお弁当の一例を紹介しよう。
■ピエール・エルメらしい和洋折衷のお弁当やおにぎり
「枝豆と生姜ご飯と銀鱈西京焼(スイーツ付き)」1700円(税抜)は、脂の乗った銀鱈を甘酒を使った西京味噌床に漬けた、とても柔らかくジューシーな銀鱈西京焼が味わえる。爽やかな生姜の炊き込みご飯との相性が抜群だ。
春巻きはイタリア産のコクと風味豊かな「グリエールチーズ」を使い、アスパラとロースハム一緒に巻いている。付け合わせには、フワフワのカステラ風の玉子焼き、奈良漬のを使ったクリームチーズ入りのマッシュポテト、彩り豊かな夏野菜の揚げ出しが、目と舌を楽しませてくれる。
また、3種類のおにぎりは、和と洋が融合しているのが特徴だ。
「ドライトマトとカマンベールチーズのおにぎり」400円(税抜)は、塩昆布のほど良い塩気とトマトの酸味、カマンベールチーズのコクが絶妙にマッチ。
「柚子胡椒のツナマヨのおにぎり」300円(税抜)は、大分産のピリリと辛味の効いた香りの高いものを使用し、マヨネーズのまろやかさの中でも、しっかりと辛味があり、普段とは違う大人のツナマヨを楽しめる。
「ベーコンと高菜のおにぎり」300円(税抜)のベーコンは北海道産のホエー豚を使用。ホエー豚は、焼いてもジューシーに仕上がるので、おにぎりの中でも柔らかく楽しめるのが魅力だ。ベーコンの旨味、高菜の酸味、胡麻油の香りと七味唐辛子のピリリとした辛味が、暑い夏でも食指をそそる。
ちなみにお米は全て北海道産「ななつぼし」を使用。「ななつぼし」は、ほど良い甘みと粘りがあり、冷めても美味しいのだとか。
■人気のマカロンは浮世絵をあしらったギフトボックス入り
また、PIERRE HERMÉ PARIS のマカロンは歌川広重による日本橋や葛飾北斎による富士山など、日本を代表するアート、浮世絵にマカロンをあしらったギフトBOXを用意。白味噌とレモンのフレーバーや、抹茶と黒ゴマのフレーバーなどを詰め合わせている。
東京駅を使う際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがだろう。
(Yuko Ogawa)