高尾山に登って景色とテラスでの一杯を楽しむ

都心からとても近く、また初心者でも登りやすい山として大人気の高尾山。夏は暑いので、少し早起きして出かけてみよう。

スタートは京王線の高尾山口駅から。しばらく歩いて行くと、ケーブルカーやリフトの駅があり、ここからいくつかの登山道に分かれる。

足元が整備されていて幅の広めな登山道や、川沿いに歩ける登山道なども。好きな登山道を試してみて、高尾山の様々な顔を楽しもう。

夏場は暑いので、川沿いのルートを選択。山頂間際まで隣に川が流れ、心地よい風も吹くので負担が少ない。

天気は良くても山の木々が直射日光を防いでくれるので、快適に登れるルートとなっている。(※雨の後などは滑りやすくなるルートなので注意)

暑くなったところで、思わず靴を脱いで川に足をつける。山からの冷たい水がたまらなく心地いい。

鳥の声や蝉の声を聞きながら、ぼうっと一休み。これこそが、高尾山がくれる贅沢な時間だ。

1時間半程度で山頂に到着!ほぼ標高600mの地点だ。

ここからは新宿の高層ビル群やスカイツリー、運が良ければ富士山も見える。

山頂で景色を楽しんだ後は、別のルートから下って行く。こちらのルートは途中に薬王院(高尾山薬王院有喜寺)があるので、お参りして行く。

ご本尊は飯縄大権現。その随身が天狗で、高尾山のシンボル的存在となっている。

薬王院でお参りを済ませたら、高尾山にあるビアガーデン「ビアマウント」に行ってみよう。ここではビールを飲みながら、地元食材を使った料理が楽しめる。

山登りの後の乾杯は美味しい!高尾山から見える景色を堪能しながら、開放感のあるテラスで一日を締めくくろう。

そして気持ちよく飲んだ後は、目の前にあるケーブルカーで楽々下山。至れり尽くせりの高尾山なのだ。

※今年のビアマウントは2020年10月15日(木)まで

(田原昌)