世界を走る「ランドクルーザープラド」が、ディーゼルエンジンのパワー&トルクを向上!

ランドクルーザーの中では比較的ライトデューティな「プラド」だが、優れた悪路走破性はまさに本格クロカンのそれ。2017年9月のマイナーチェンジでは内外装をブラッシュアップし、本格クロカンならではの逞しさとスタイリッシュ感を巧みに融合させている。

今回の改良では、2.8L直噴ディーゼルターボエンジンのターボチャージャーをサイズアップし、最高出力を従来までの177psから204pへと一気に向上させている。

また、最大トルクも同じく450Nmから500Nmの大台まで引き上げ、1,600~2,800rpmという常用域からパワフルな加速を生みだす。

燃費はJC08モードで11.2km/Lをマークし、使用燃料はもちろん軽油。最上級グレードの「TZ-G」には、今回からパドルシフトが装着されることになった。

プラドらしい力強い走りに磨きをかけた一方、運転支援システムの「トヨタ セーフティ センス」の機能も向上させている。

まずはプリクラッシュセーフティの検知範囲を拡大し、新たに夜間の歩行者と昼間の自転車に対応。さらに、ヨーアシスト機能付のレーンディパーチャーアラートやロードサインアシスト、先行車発進告知機能を全グレードで標準装備とし、安心感と安全性を高めている。

また、スマホ連携を可能にした9インチのディスプレイオーディオをオプション設定するなど、今どきの“つながる機能”も充実させている。

プラドといえばホワイトボディの印象が強いが、ブラックを基調とした特別仕様車「TX “Lパッケージ ブラックエディション”」の精悍さも捨てがたい。

外装では、漆黒メッキ加飾のフロントグリルやヘッドランプガーニッシュ、バックドアガーニッシュを採用したほか、専用ブラック塗装のルーフレールや18インチアルミホイール、大型のフォグランプベゼルなどを装着している。ボディカラーは「ブラック」をはじめとした9色から選べる。

一方の内装では、オーナメントパネルにシルバー塗装、センタークラスターパネルなどにブラック塗装を施し、高級感のある室内空間をクールに彩っている。

■グレードおよび価格
ディーゼル仕様:
TZ-G(7人乗り)=553万円
特別仕様車 TX “Lパッケージ ブラックエディション”(7人乗り/5人乗り)=508万9,000円/493万1,000円
TX “Lパッケージ”(7人乗り/5人乗り)=496万8,000円/481万円
TX(7人乗り/5人乗り)=444万3,000円/428万5,000円

ガソリン仕様:
特別仕様車 TX “Lパッケージ ブラックエディション”(7人乗り/5人乗り)=441万9,000円/426万1,000円
TX “Lパッケージ”(7人乗り/5人乗り)=429万8,000円/414万円
TX(7人乗り/5人乗り)=377万9,000円/362万1,000円

(zlatan)

画像元:トヨタ自動車