昨年9月に初めてのマイナーチェンジを実施した「RX」は、勢いや一体感を強調した内外装に加え、ボディ剛性の強化やフリクションコントロールダンパーの採用によって、走りの質感にも磨きをかけている。
また、世界初採用となるブレードスキャン・アダプティブハイビームシステム(AHS)もトピックに挙げられるだろう。
今回の一部改良では、パーキングサポートブレーキ(静止物+後方接近車両)とブラインドスポットモニターを全グレードで標準装備としたほか、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)をフロントセンターコンソールとラゲッジルームに追加設定している。
一方、2018年10月に登場した「ES」は、スペース効率に優れたFF(前輪駆動)を採用し、量産車として世界初のデジタルアウターミラーなどでも話題を呼んだ。
今回の一部改良では、そのデジタルアウターミラーを“F SPORT”に追加設定するとともに、走行時にモニターから見える他の車両や壁、障害物との距離感を測りやすくする“距離目安線”の表示機能を採用している。
また、RXと同じく、パーキングサポートブレーキとブラインドスポットモニターを全グレードで標準装備。マルチメディアシステムはApple CarPlayやAndroid Autoなどに対応し、おくだけ充電トレイやスマホ収納スペースも拡大している。
さらに、ハイブリッドバッテリーをニッケル水素電池からリチウムイオン電池に変更することで、WLTCモード燃費を従来から+1.7km/Lとなる22.3km/Lへと向上させている。
■グレードおよび価格
RX300 “versionL”=615万円(FF)/642万円(AWD)
RX300 “F SPORT”=612万円(FF)/639万円(AWD)
RX300=524万円(FF)/551万円(AWD)
RX450h “versionL”=729万円(FF)/756万円(AWD)
RX450h “F SPORT”=757万円(FF)/783万円(AWD)
RX450h=638万円(FF)/665万円(AWD)
RX450hL=796万円(AWD)
ES300h=599万円
ES300h “F SPORT”=648万9,000円
ES300h “version L”=713万円
(zlatan)
画像元:LEXUS
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