日本の夏には、やっぱり「かき氷」が一番。気温があがるごとに、上質の氷で作る「かき氷」への注目が高まる一方だ。
東京・紀尾井町のホテルニューオータ二に、「松月氷室」の日光天然氷とホテルの厳撰素材で作り上げた究極のかき氷が今年も登場した。
■職人が丹精込めて作り上げた日光の天然氷を使用
ホテルニューオータニ(東京)のKATO’S DINING & BARで販売中の『サツキかき氷』に使用しているのは、天然水を使用し自然の寒さでゆっくりと凍らせた「日光天然氷」。
山あいの氷地に湧水を引いて自然に凍るのを待ち、そこから切り出した氷を氷室に積み上げ、おがくずを纏わせて大切に保管する伝統的な手法が用いられている。職人が丹精を込めて作り上げた天然氷を使用したかき氷は、まるで綿菓子のようなふわっふわの柔らかさ。口あたりが非常に滑らかで、かき氷特有の頭がキーンとなる感覚も少なく、食べ終わった後に涼しさが体の中を駆け巡るという。
「KATO’S DINING & BAR」は、ホテルニューオータニ 日本料理 料理長 宮田勇の繊細な日本料理の世界を、多彩な銘酒と共にカジュアルに楽しめる、優雅で落ち着いた雰囲気のダイニングバーだ。
■素材にこだわった3種類のシロップ
※価格は全て税・サ別
和三盆 ¥2,000
天然氷の中に白玉・羊羹ゼリー・黒蜜あんこを忍ばせ、和三盆ソースをあしらった。隠し味に”藻塩”を使うことで、和三盆糖のやわらかい甘みが引き立つ。和三盆と黒蜜、藻塩が絶妙なバランスで調和した、シンプルなれど味わい深いかき氷。
抹茶 ¥2,000
香り豊かな抹茶のソースに舌触りのすっきりした羊羹ゼリー、黒蜜あんこを合わせ、本格的な和の味わいにまとめたかき氷。天然氷の中に忍ばせた丹波の黒豆が食感のアクセントとなっている。
いちご ¥1,800
福岡の特撰いちご 「博多あまおう」 の果肉を使用したあまおう100%のソースを合わせたかき氷。クリームなどは使用せず、いちご本来の甘みやいちごの果肉を心ゆくまで楽しめる、いちご好きのためのかき氷。
昨年まではランチタイムのみだったが、今年はナイトタイムも販売中。事前に予約をして、熱帯夜も、優雅に涼を求めたいものだ。
『サツキかき氷』
販売期間:9月下旬まで
※天然氷を使用しているので、販売終了時期が前後する場合がある。
提供時間 :11:30~14:00(L.O.) / 17:00~19:30(L.O.)
場所 : 日本料理 KATO’S DINING & BAR(ガーデンコート ロビィ階)
ホテルニューオータニ(東京):https://www.newotani.co.jp/tokyo/
(冨田格)