モーガン伝統のクラシックスポーツ「プラス・フォー」が、実に70年ぶりのフルモデルチェンジ!

モーガンの新型プラス・フォーは、2019年に発表された新世代の「CXジェネレーション接着アルミプラットフォーム」を採用し、従来型から97%のコンポーネンツを刷新している一方、ナローボディやユニークなウイング外形、機敏なハンドリングといったモーガンの伝統もしっかりと継承している。

ボディサイズは、全長3,830×全幅1,650×全高1,250mm、ホイールベース2,520mm。パワートレーンは、BMW製の2.0L直噴ツインパワーターボを「プラス・フォー」向けにファインチューンし、トランスミッションは6速MTもしくは8速ATを組み合わせる。

車重はMT車が1,013kg、AT車が1,009kgといずれも超軽量。サスペンションは前後ともにダブルウィッシュボーン式を採用し、15インチサイズのアルミホイールはクラシックスタイルのワイヤーホイールを選ぶこともできる。

エンジンスペックは、MT車が最高出力258ps/5,500rpm、最大トルク350Nm/1,000-5,000rpm、0-100km/h加速5.2秒、WLTP複合燃費13.7km/L。AT車が同じく258ps/4,400rpm、400Nm/1,000-4,300rpm、4.8秒、14.3km/Lと公表されている。最高速度はいずれも240km/hにまで達する。

クラフトマンシップあふれる内外装の仕立ては、もはや製品というより作品とでも言いたくなる雰囲気が漂う。また、以前はオプション装備だったパワステや幌、サンバイザー、ドアストラップなども標準装備され、オプションでエアコンやBluetooth対応のオーディオシステムなどを選ぶこともできる。

ボディカラーは4色から選べる「スポーツソリッドカラーズ」が標準で、内装色は「ぺブルブラック」もしくは「ぺブルタン」から選択。それ以外にも多彩なカスタマイズプログラムが用意されている。価格はMT車が1,155万円、AT車が1,188万円。

(zlatan)

画像元:エスシーアイ