ホンダの上級ハイブリッドセダン「インサイト」がマイナーチェンジ

今回のマイナーチェンジでは、上質感を高めた新グレードの追加や専用装備の設定などを実施し、多様なライフスタイルに応えるラインナップを揃えた。

まずは上級グレードの「EX」に、新グレードとなる「EX・PRIME STYLE」を追加。アイボリー基調の内装や、アイボリー本革×グリーンのウルトラスエード・コンビシートを採用し、上質で華やかな室内空間を作り出している。

外装にはいずれも専用のダーククロームメッキ・フロントグリルやリアバンパーロアーガーニッシュ、アルミ切削+グレークリア塗装の17インチアルミホイールを採用した。

そして、最上級グレードの「EX・BLACK STYLE」では、アルミホイールを従来の17インチから18インチへと大径化し、見た目と運動性能の向上を図っている。また、ステンレス製のスポーツペダルも採用された。

ボディカラーは全8色で、6万0,500円の有償カラーとなる「プレミアムクリスタルブルー・メタリック」と「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」の場合は、ボディカラーに合わせた内装ステッチが特別に奢られる。

パワートレーンには、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載。日常のほとんどを効率のよいモーターで走行してガソリンエンジンは脇役に徹する一方、高速クルーズなどモーターが苦手とするシチュエーションは、ガソリンエンジンがカバーする。

スペックは、1.5Lの直4ガソリンエンジンが109ps/134Nm、駆動用モーターが131ps/267Nm。燃費はWLTCモードで、28.4km/L(LXグレード)をマークしている。

走行モードは「ノーマル」、省燃費で走る「ECON」、伸びやかな加速感をもたらす「SPORT」の3つが用意され、それぞれのモードでモーターだけで走る「EV」を選ぶことができる。

また、ステアリング裏にはアクセルオフ時の減速力を3段階で調整できる減速セレクターを備え、状況によってブレーキを“つまむ”ことでスムーズかつ安定したコーナリングを実現するアジャイルハンドリングアシストも装備する。

■グレードおよび価格
LX=335万5,000円
EX=356万4,000円
EX・PRIME STYLE=368万5,000円
EX・BLACK STYLE=372万9,000円

(zlatan)

画像元:本田技研工業