スタイリッシュSUV「BMW X4」の新たなエントリーグレードは、シリーズ唯一のディーゼル仕様

ミッドサイズSUVの「X3」とプラットフォームを共有する「X4」は、クーペライクなルーフラインを特徴とし、一般的なSUVでは飽き足らないユーザーに向けた贅沢なモデルに位置付けられる。

現行モデルは2018年に登場した2代目。ラインナップは、2.0Lの直噴ガソリンターボ(252ps/350Nm)を搭載する「X4 xDrive30i Mスポーツ」、3.0Lの直噴ガソリンターボ(360ps/500Nm)を搭載する「X4 M40i」、そして昨年9月に投入された「X4 M」が、ある意味では“別モノ”として頂点に君臨する。

そして、今回追加された「X4 xDrive20d」ならびに「X4 xDrive20d Mスポーツ」は、X4の新たなエントリーグレードにして、唯一のディーゼルモデルとなる。

搭載する2.0Lの直噴ディーゼルターボは、最高出力190ps/4,000rpm、最大トルク400Nm/1,750-2,500rpmを発揮。トランスミッションは8速ATを組み合わせ、燃費はWTLCモードでシリーズ最良となる14.0km/Lをマークしている。

ボディサイズは全長4,760×全幅1,920×全高1,620mmと大柄な部類に入るものの、BMWならではの優れたハンドリングや一体感は、取り回しの良さにもつながっている。

もちろん、SUVとしての逞しい悪路走破性とオンロードにおけるSUVらしからぬスポーティな走りが、高次元でバランスされている点も魅力となる。

そのほか、先進運転支援システムの「ドライビング・アシスト・プラス」や、より快適なカーライフを実現するテレマティクスサービス「BMWコネクテッド・ドライブ」なども標準装備する。

■グレードおよび価格
X4 xDrive20d=695万円
X4 xDrive20d Mスポーツ=774万円

X4 xDrive30i Mスポーツ=838万円
X4 M40i=1,004万円

X4 M=1,330万円
X4 Mコンペティション=14,33万円

(zlatan)

画像元:BMWジャパン