ロッキーに続け! ダイハツ期待の軽クロスオーバー「タフト」が6月に正式デビュー

“Tough & Almighty Fun Tool”をコンセプトとした新型タフト(TAFT)は、現在ヒット中の「ロッキー」や「タント」と同じく、新世代の「DNGA(ダイハツ・ニューグローバルアーキテクチャー)」を採用。より軽量かつ高剛性なボディをベースに「走る・曲がる・止まる」という基本性能を向上させながら、最新のパワートレーンや運転支援システムを搭載している。

タフトならではの特徴のひとつには、「前席」と「後席&荷室」の雰囲気や役割を明確にしたバックパック・コンセプトが挙げられる。

具体的には、「前席」はシェード付きのガラスルーフ=スカイフィールトップによる開放的なクルースペース、「後席&荷室」はレジャーや買い物で活躍するフレキシブルスペースと位置付けて、ワクワク感や使い勝手の良さをアピールする。

ラゲッジボードは上下2段階で高さ調整できるほか、立てかけて使う際にはショッピングバックなどをかけられる2か所のフックが現れるといった細やかな工夫も見られる。また、ラゲッジボードに加えて後席シートバックも防汚仕様が施されているので、アクティブなシーンでも使い倒すことができるだろう。

タフ&ボクシーな外装デザインは、どことなく“レゴ(LEGO)”を想わせる遊び心があり、全車標準となるスカイフィールトップもユニークさにつながっている。ボディカラーは全9色から選べる。

ボディサイズは全長3,395×全幅1,475×全高1,630mmで、最低地上高は190mm確保。ライバルと目される「スズキ ハスラー」と比べると、全高は50mm低く、最低地上高は10mmの余裕がある。また、「タント」よりも125mm低い全高や80kg軽い車重は、走行性能の面においてアドバンテージになるだろう。

パワートレーンはタントと同じく、マルチスパークなどを採用した658ccの自然吸気とターボが用意され、トランスミッションはいずれもCVTを組み合わせる。駆動方式はFFと4WDが設定される。

運転支援システムは「スマートアシストIII」に加え、ダイハツ初となるオートブレーキホールド付きの電動パーキングブレーキが装備される。

(zlatan)

画像元:ダイハツ工業