外出自粛で旅行に出掛けられないもやもやとした気持ちを、「次はここに行こう!」という気持ちにさせてくれるギフトボックスが登場。
工夫と想いが詰まった、「もらっても」「贈っても」嬉しいギフトセットだ。
佐賀・嬉野温泉の旅館大村屋が、2020年5月20日からECサイトと館内ショップにて銘菓「bouro(丸房露)」と有機栽培の嬉野茶をセットしたギフトボックスを発売した。
■楽しい仕掛け
大村屋オリジナル菓子の佐賀銘菓「bouro」と、嬉野名産の嬉野茶を詰め合わせた旅菓子ボックスセット。「もらっても」「贈っても」嬉しい工夫として、箱を開くと内側が本のような読み物になっている。
箱の内側には大村屋や嬉野の歴史、お茶の栽培方法、温泉の成分、大村屋での過ごし方などが記載されており、読みながらお菓子とお茶を楽しめば自宅にいても旅気分が味わえる。
■セット内容
・bouro(16枚入り)×2ケース
・有機嬉野茶(ティーバック5個入り)×2ケース
購入:店頭、またはECサイトより
■bouro
ひとくちサイズの丸房露「bouro(ボウロ)」。
佐賀の銘菓として知られる丸房露の元祖「鶴屋」とのコラボレーションで、通常の丸房露より小さいので色々なシーンで気軽につまめる。もちろん、厳選した材料と昔ながらの手づくり製法は変わらない。
また、上部の巻紙は大村屋の大浴場入浴の半額券としても使用できる。
■嬉野茶
嬉野でも珍しい、完全有機栽培を30年以上続けている「きたの茶園」。
安全で安心して飲める本当に美味しいお茶を追求し、化学合成肥料や化学合成農薬、除草剤を全く使用せずに有機質肥料を使って栽培している。
■旅菓子とは
江戸時代の参勤交代により人々が行き交う街道が発達し、その道みちに宿場ができたことで「旅」という新しい楽しみが広がった。古く参勤交代の侍が寝泊まりする脇本陣としてはじまった大村屋は、これまで多くの旅人の思い出をつくってきた。
旅をして出会った持ち帰られる思い出「旅菓子」。大村屋らしい、新しいお菓子の提案だ。
■大村屋とは
旅館大村屋は江戸時代、大村藩の脇本陣として生まれた。創業は文化二年以前と推測されるが、大火で宿帳は消失。その後「天保元年」の印がついた敷石が出てきたことから創業を天保元年としている。
近年は「湯上りを音楽と本で楽しむ宿」をコンセプトに、様々な取り組みを仕掛けている。
お茶とお茶菓子で、次の旅に想いを馳せてみたい。
大村屋STORE:https://oomuraya.stores.jp
(田原昌)