スプーンやフォークと並べてもしっくり…!スタイリッシュな箸「STTIK」が世界的デザイン賞を受賞

昔から 日本人にとって最も大切な食の道具のひとつである「箸」。

和洋が混在する現代の食事のシーンに合わせてデザインされたカトラリーのような箸、STIIK(スティック)が、世界三大デザイン賞のひとつRed Dot Award 2020 : Product Designを受賞した。

また、2019年末に受賞した世界パッケージデザイン賞 Pentawards Goldも併せ、プロダクトとパッケージの二冠受賞を達成した。

STIIKは、今日本に暮らす私たちの、そんな自由な食生活スタイルに合うようにデザインされた、「カトラリーのような箸」。

昔から 日本人にとって最も大切な食の道具のひとつである「箸」を、和洋が混在する現代の食事のシーンにカトラリーと一緒に並べ、より美しくなじみ、より機能的に気軽に使っていただけるように追求し、進化させたアイテムだ。

◆日本の竹技術が実現した、26cmという機能美

「一咫半 ( ひとあたはん )」とは、親指と人差し指を広げた長さの1.5 倍のことを言い、江戸時代に決められた理想の箸の寸法。

それから 300年あまりを経て私たちの平均身長は伸び、机や椅子のサイズも高くなっているのに、毎日使う箸の主流サイズは22~24cmと未だに江戸時代止まりだ。

そこでこれからの箸のスタンダードとなりうる寸法として、26cmという「現代人にとっての一咫半」を導き出した。熊本産の孟宗竹(もうそうちく)を使用しており、竹特有のしなやかさと強靭さにより、食べた際の美しさと用途に耐えうる強さの両方を実現している。

2020年春現在、STIIKを使用している店舗数は20店舗以上。

日本を始め、スウェーデン、イタリア、フランス、韓国、シンガポールなど様々な国と地域に広がり、多くの店舗では、カトラリーと一緒に並び、友人と一緒に楽しむ食事の席でわいわいと愛用されている。

また、STIIKの新たな試みとして、世界の食からインスパイアを受けた限定色シリーズ「WORLD FOOD LIMITED」より2020年の限定色ガリ(ピンク)が 好評発売中。

当初はオリンピックイヤーでもある2020年を日本の食から盛り上げていこうという経緯で「ガリ」を選定。しかしながら、新型コロナウィルスの影響により 東京オリンピックが2021年に延期となったことに伴い、 当初予定していた2020年一杯の販売期間を延長し、 2021年の東京オリンピック閉会時期までとした。

食卓をよりスタイリッシュに彩ってくれるSTIIKをぜひチェックしてみてはいかがだろう。

STIIK PROJECT 公式HP:http://www.stiik.jp

(Yuko Ogawa)