フランス・パリの醸造所で作られる日本酒『C’est la vie』

今やヨーロッパでも注目されている「日本酒」。

フランス・パリの醸造所で作られている、100%フランス産原料で醸す「SAKE」が、ついに一般販売を開始する。

WAKAZEは、フランス・パリ醸造所「KURA GRAND PARIS(クラ グラン パリ)」のフランス産清酒「C‘est la vie(セラヴィ)」を、2020年5月15日(金)より販売を開始。新型ウイルス感染拡大による3月14日発表のフランス政府決定により、フランスの全飲食店が休業となったことを受け、日本への輸入は今後も継続する。

■パリ産SAKE『C’est la vie』
フランス語で「これが人生」を意味する慣用句で、歴史上幾度となく革命の中心地となった多様性あふれる大都会パリを表す言葉。様々な困難がありつつも、「それも人生さ」と受け入れ進化を続けるフランス人の気質とWAKAZEの目指す姿を表現するために、現地流通の名前を訳さずに日本でも販売することを決めた。

徹底して現地産原料にこだわっており、お米(南仏カマルグ地方産米)、水、酵母はフランス産のものを使用するのはもちろん、実際に生産地にも足を運ぶことで生産者の方の想いまで丁寧にヒアリングし酒造りに活かしている。

■フランス初の日本人による酒蔵「KURA GRAND PARIS」
フランス・パリ近郊に2019年11月に立ち上げた醸造所「KURA GRAND PARIS」は、タンク12基をはじめ、特注の圧搾機や麹室など様々な酒造りの機具と設備を揃えており、その規模はヨーロッパ最大。パリ中心地からアクセスの良い場所に醸造所を構えることで、SAKEの現地生産を行うだけでなく、SAKEの文化発信拠点としての役割も担う。

■日本ではなく海外に酒蔵をつくった理由
清酒の輸出額は、インバウンドや「SAKEブーム」の追い風もあり、右肩上がりに成長を続けている。2019年時点では、10年前の約3倍の拡大を見せているが、国内市場も合わせた合計出荷数量を見ると毎年減少を続け、さらに清酒の製造業者は減る一方だ。

そこでWAKAZEでは、日本よりも清酒の製造免許取得が容易であること、現地で造ることでより世界に日本酒市場を広げていきたいという理由の元、海外での蔵造りに踏み出した。

■『C’est la vie』の特徴
柑橘系の爽やかな酸味、そしてフランスの硬水仕込みによるミネラル感が特徴。様々な人が行き交うパリの街で出会った人々の恋模様のような、甘酸っぱい味わいをイメージして仕上げた。冷蔵庫やワインクーラーで5度以下にキリっと冷やして、ワイングラスで楽しみたい。

内容量:750ml
原産国:フランス
原材料:米(フランス産)、米麹(フランス産米)
酵母:ワイン酵母(フランス産)
発売開始:2020年5月15日(金)
希望小売価格:1,920円(税別)

日本で作られた日本酒とは違う味わいを、楽しんでみては。

公式オンラインショップ:https://www.wakaze-store.com/
公式サイト : https://www.wakaze.jp/

(田原昌)