スカイ島の厳しい自然とスペインの情熱が出会う「タリスカー41年」発売

長く愛され続けているシングルモルト「タリスカー」から、オフィシャルボトルで最も長期熟成された「タリスカー 41年」を限定発売。

贈り物にも最適なウイスキーだ。

■タリスカーの歴史を紐解くボデガ シリーズ第2弾「タリスカー 41年」
1830年創業のタリスカーは、20世紀に入るまでほぼ全ての原酒をシェリー樽で熟成していた。そのオマージュとして誕生したタリスカー ボデガ(シェリーを造るワイナリー)シリーズは、シェリー樽によるカスクフィニッシュ(通常の樽熟成後に別の樽に移し替えて短期間熟成する製法)の追求であり、またウイスキーの希少性とタリスカーの歴史を紐解くシリーズだ。

昨年発売した第1弾「タリスカー40年」に続く第2弾となる「タリスカー41年」は、タリスカーの取引記録に残る最古のボデガのひとつ「デルガド・スレタ」で41年間シェリーの熟成に使われた特別な樽を使用。1978年ヴィンテージで、41年もののタリスカーにカスクフィニッシュを施した。

美しい琥珀色のウイスキーを入れたボトルは、シェリー樽を再利用したギフトボックスに収められている。

■タリスカー 41年(TALISKER 41 YEARS)
限定数:全世界限定 2,000本
容量:700ml
価格:360,000円(税抜)
アルコール度数:50.7度
ギフトボックス付き

■テイスティングノート
色:深い黄金色の光を放つ明るい琥珀。驚くほど長いビーディング。

香り:最初は穏やかでドライ、海潮、軽い刺激。次第に塩気のあるスパイシーさ、少しキャラメリゼした林檎のクランブル、甘くまろやかなフルーツ。淡い海風。色褪せたボートのニス、干物、ほのかな煙。加水しても基本は変わらず、全体的に柔らかくよりスモーキーな香りになる。

ボディー:ミディアムからフルボディー。

味わい:キャラメルの甘みから海潮、黒胡椒、徐々に唐辛子が現れ、香ばしい煙、硫黄、スパイシーな旨みへと変化する。芳醇でなめらか、カスクストレングスだがストレートに最適。

余韻:長く、熱く、スモーキーな旨み、ピートの煙の中に花山椒。加水するとフィニッシュが長くなり、柔らかくなる。

■タリスカーとは
スコットランドのスカイ島で、最も歴史ある蒸留所が生み出す力強いシングルモルトスコッチウイスキー。 その特徴は、まるで海の潮風を味わっているかのような風味と力強い黒胡椒の香味にあり、タリスカーのすべてのラベルに書かれている「MADE BY THE SEA」は、蒸留所の生産者たちのスカイ島の自然、海への深い感謝とともに、スカイ島の自然をまさに体現したシングルモルトであることを示す言葉だ。『宝島』の著者であるロバート・ルイス・スチーブンソンに「King of Drinks(酒の王様)」と評されたほど。

タリスカーの歴史が味わえる、貴重な1本だ。

URL:https://talisker-online.jp

(田原昌)