米国ではミレニアムといった若い世代を中心にアルコール離れが進み、それに伴って「モクテル」と呼ばれるノンアルコールカクテルを提供する店が増えているという。
今回ご紹介するのは今夏から販売がスタートする、オーストラリア生まれのノンアルコールドリンク”NON”。
「世界のベスト・レストラン50」で4度も一位に輝いた北欧レストラン『ノーマ』で経験を積んだWilliam Wade氏が若き才能Aaron Trotman氏とタッグを組んで創り出す新しいノンアルコールだ。
“NON”は、斬新なコンセプトとジュースペアリングで世界を席巻したベルギー、コペンハーゲンのレストラン「ノーマ(noma)」のDNAがつまったノンアルコールドリンク。マーケティング担当のAaron Trotman氏と製造担当のWilliam Wade氏の2人が手がけたブランドだ。
ふたりは創業から数カ月の時をかけて納得のいくレシピ作りに励み、ある日味わいのフィードバックをもらおうとオーストラリアでも指折りのレストランに行ったところ、すぐにでも欲しいというソムリエからの反応を聞き、自分たちが創り出したものの品質を知ることとなった。
以来、オーストラリアでも一流のレストランはさることながら、多くのメディアでも取り上げられる有名なブランドへと成長を遂げている。
共同経営者の一人でマーケティングを担当する Aaron Trotman氏は自身のブランドについてこう語る。
「まず大前提として、私たちは多くを語りたいと思っていません。なぜなら、それは芸術作品のように練り上げてきた個々の商品たちがすべきことであり、これまでやってきてくれたことだからです。クラフトにこだわる以上、生産量も限られてしまいます。過度な露出をするよりも、商品の価値をわかってくれる人に届けていければと考えています。」
NONのドリンクは、ブドウ果汁をベースに、ラズベリーやシナモンなど親しみのあるフルーツやボタニカルをはじめ、カモミールやハラペーニョ、たまり醬油まで使い、複雑でいて完成された味わいを造り出しているのが特徴だ。
ラズベリー、カモミール、ブドウ果汁を使用した「SALTED RASPBERRY & CHAMOMILE/ソルティッド・ラズベリー&カモミール」、
梨、コンブ、チャイ、オリーブ、バニラ、アガベ、ブドウ果汁を使用した「CARAMELISED PEAR & KOMBU/キャラメライズド・ペアー&コンブ」(こちらの商品のみ入荷が今秋を予定)、
オレンジ、シナモン、ブドウ果汁、ユズ果汁を使用した「TOASTED CINNAMON & YUZU/トースティッド・シナモン&ユズ」、
ビートルート、黒胡椒、ベイリーフ、塩、ハラペーニョ、ほうじ茶、たまり、山椒、ブドウ果汁を使用した「ROASTED BEETROOT & SANSHO/ロースティッド・ビートルート&サンショ」がラインナップ。
現在、3アイテムの”NON”が限定発売中。今回入荷分はごく少量とのことなので、ぜひ早めにチェックしていただきたい。
オンラインでは、下記URLより各60本を予約販売中。
Amazon(アマゾン)
No.1 ソルティッド・ラズベリー&カモミール:https://amzn.to/2Rpth91
No.3 トースティッド・シナモン&ユズ:https://amzn.to/3aYbayF
No.4 ロースティッド・ビートルート&サンショ:https://amzn.to/2XoML13
(Yuko Ogawa)