あなたは毎朝、朝食をきちんと摂っているだろうか? そして、主食はご飯かパンのどっちが好きなのだろうか?
朝食の習慣や好みは東西や年代で異なるのか、という調査結果が発表された。若い男性は朝食より睡眠、シニアは睡眠より朝食を重視、という傾向があるらしい。
マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマークは、関東1都3県・関西2府2県在住の20~50代男女(直近1ヶ月以内に朝食喫食)に「朝ごはんに関する調査(東西比較)」を実施し、その結果を3月18日に公開した。
※調査日は2020年1月10日(金)~1月15日(水)
「広告の行動喚起率」「独身女性の好みやタイプ、スタイル」に続き東西比較シリーズの第3弾となる今回は、「朝食」がテーマ。関東と関西で”だし”や味付けの違いがあることは有名だが、朝食にも違いは見られるのだろうか?
東西の男女や年齢による、朝食に対する意識と実態の違いを探った。
◾︎トピックス
・関東はご飯派、関西はパン派が多い
・実態はご飯離れが進んでいるが、本当はご飯が好き
・若い男性は朝食より睡眠、シニアは睡眠より朝食を重視
◾︎【実態】朝ごはんの主食
Q.普段、あなたはどのようなメニューの朝ごはんを食べることが多いですか。
関東はご飯派、関西はパン派が多い
関東も関西もご飯よりパンを食べている割合は高いものの、関東はご飯、関西はパンを食べている人が多い。関東の男性はご飯、関西の女性はパンを食べている人がどの世代でも多く、東西の男女で顕著な差がみられる。
◾︎【意識】朝ごはんで好きな主食
Q.以下項目について、それぞれあなたの考えに最も近いものをお知らせください。
関西より関東の方がご飯派が多い
関東の方がご飯を好む人が多いが、特に男性でその傾向が顕著にみられる。また女性の30代以上でみると関東より関西の方がパンを好む人が特に多く、東西・性別・年齢によってご飯派・パン派の傾向が異なる。
◾︎【意識】 朝ごはんに対しての意識
Q.以下項目について、それぞれあなたの考えに最も近いものをお知らせください。(それぞれ1つずつ選択)
朝ごはんを食べている人の大半が「できればゆっくりと朝ごはんを食べたい」
年齢が上がる程、朝食の大切さを理解しているが、若年・特に男性の20代はそこに対する意識が低く、朝食より睡眠を優先に考えている。また、「ゆっくり朝ごはんを食べたい」という気持ちは、男性より女性が強い傾向にある。
すべての調査結果はこちら https://www.asmarq.co.jp/data/ex202003breakfast
上記ページにて、簡易レポートおよび集計表を含むデータを無料でダウンロードできる。
朝食の実態や意識が、東西でも年代でも違いがあるという興味深い結果となった。違いがあるとはいえ、朝食が大切なのは東西年代かかわらず共通すること。朝食をおろそかにしている人は、この機会に生活習慣を見つめ直して見てはいかがだろう。
◾︎調査内容
・【実態】朝ごはんを食べる頻度
・【実態】朝ごはんの主食
・【意識】朝ごはんで好きな主食
(冨田格)